pmnh wildlife portrait archive : birds
americas/アメリカ

マエカケカザリドリ - Purple-throated Fruitcrow - Querula purpurata

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すぐそこでパタパタとホバリングするチョウゲンボウを撮り損ねたり、カワセミがため池でドボンと漁をする姿を撮ったり、昨今もそれなりに鳥を見ているのだが、どうも全般的には今一つなので、蔵出しとする。

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シロクロオオガシラ - Pied Puffbird - Notharchus tectus

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ふと目を上げると、白黒とはいえ、こんなトゥイーティーみたいな鳥がすぐそこにいて、それも二羽もいて、僕を見ても逃げるそぶりもない。

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キヅタアメリカムシクイ - Myrtle Warbler - Setophaga coronata

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白黒の模様のあちこちに鮮やかな黄色い羽を隠していて、なかなかに目立つ。アメリカの西側と東側の亜種が種に昇格する前は、あるいは分割前の呼称を採用する場合は、Yellow-rumped Warbler 黄色い腰の Warbler という名前だった割には、腰の黄色は目立たなくて、一番目立つのは胸の両側の羽だ。

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ノドジロシトド - White-throated Sparrow - Zonotrichia slbicollis

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結局スリナムに続いて六年前のメイン州の春の鳥の写真を整理しているので、その中からノドジロシトド。


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マタオヨタカ - Ladder-tailed Nightjar - Hydropsalis climacocerca

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引き続きスリナムシリーズ。これはヨタカ。僕なんかタカでもないもん、と力のつきるまで飛んでお星さまになったあのヨタカ。

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チャムネツバメ - Brown-chested Martin - Progne tapera

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スリナムとかに行くと、奥地でも、奥地でないところでも、水のあるところに色々なツバメがすいすいと飛んでいたり、群れていたりする。

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オオハシアジサシ - Large-billed Tern - Phaetusa simplex

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さすがに南米大陸ともなると川は大河で、水は滔々と、というより半ば暴力的に流れている。当然魚も多い。とすると、アジサシの出番。

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ベニカザリドリ - Crimson Fruitcrow - Haematoderus militaris

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引き続きスリナムの写真の整理を継続中。この冬やや多いベニマシコにしようか迷ったけど、ヒワはいろいろ出ているので、こちらにした。

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キムネチュウハシ - Green Araçari - Pteroglossus viridis

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今年の冬は鳥が今イチいや今サンくらいだが、それでも早々にウソが来たり、ベニマシコが健闘したりしている。健気な姿に惹かれてそっちで行こうかとも思ったのだが、引き続きスリナムの鳥の写真の整理をしているので、南米の写真を優先することにした。

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アナホリフクロウ - Burrowing Owl - Athene cunicularia

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あけましておめでとうございます。歴史・地理的文脈によってめでたかったり不吉だったりする鳥だけど、よいツルの在庫もないし、まぁフクロウから。

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ノドグロコウカンチョウ - Red-capped Cardinal - Paroaria gularis

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いわゆるカージナルスの Cardinal と同じ名前がついた赤い鳥だけれど、最近の分類ではあっちのいわゆる Cardinal、つまり Northern Cardinal とは分かれて、フウキンチョウのなかまということに落ち着いている。

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チャバラエボシゲラ - Red-necked Woodpecker - Campephilus rubricollis

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日本にいるキツツキはそれなりに皆、賢そうな顔をしていると思うし、中でもコゲラなんかは頬ずりしたいくらいにいじらしい顔つきだが、ひとたび海外に出ると、とくに南の方に向かうと、どうも感じが違う。

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カオグロアメリカムシクイ - Common Yellowthroat - Geothlypis trichas

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ユーラシア大陸にいない、アメリカムシクイの続き。だいたいこういう感じで、白黒灰黄のやつが多い。それに時々朱色が混ざってきたりする。

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ノドグロミドリアメリカムシクイ - Setophaga virens - Black-throated Green Warbler

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そもそも、アメリカ大陸の鳥相は旧大陸のものとだいぶ様子が異なる。そこに、まぁ適当といってはいけないが、結構気ままに名前を付けてしまったので、いろいろ混乱のもとになっている。あこれミカンじゃん、へーここにもあるんだーとか言って名付けたら、全然ミカンじゃなかった、みたいな例がいろいろある。

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カニクイノスリ - Rufous Crab Hawk - Buteogallus aequinoctialis

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きちんと名は体を表していて、干潟につながる水路の脇でじっと待ち、飛び降りて蟹を捉まえては、木の上で喰らうのである。

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ネコマネドリ - Grey Catbird - Dumetella carolinensis

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新しい場所に行く時は、多少の予備知識は必要だけれど、あまり予備知識が豊富すぎるのも宜しくない。


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ホンケワタガモ - Common EIder - Somateria mollissima

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ケワタガモ、Eider という名前のついた鳥は世界で四種類いることになっているが、基本的に北極圏とか、だいたい極北の鳥だ。

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ブロンズキリハシ - Bronzy Jacamar - Galbula leucogastra

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中南米の鳥、キリハシというのは日本人には馴染みがないが、だいたい一羽、あるいは二羽で、ぽつんと枝に止まっていて、フライキャッチしている鳥だ。

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クロヨタカ - Blackish Nightjar - Nyctipolus nigrescens

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ヨタカはあまり対面したことがない。車で林道を走っていると目が光るとか、昼間見つければ動かないとかいうが、そもそもの出会いが少ない。

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ヒメコンドル - Turkey Vulture - Cathartes aura

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アメリカ大陸だと結構どこにでもいる鳥だが、ちょっと野に出るだけで、こうして死に神みたいな鳥がいるのはよい。飛ぶと天使みたいに見えることもある。


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ドングリキツツキ - Acorn Woodpecker - Melanerpes formicivorus

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よく現地のガイドブックとかにも登場しているフォトジェニックなキツツキ。


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ルリイカル - Blue Grosbeak - Passerina caerulea

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気が狂いそうなまでに暑い日だった。



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ズアカカンムリウズラ - Gambel's Quail - Callipepla gambelii

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アーシーではあるけれど地味ともいえない色合いで、あろうことか頭にチョウチンアンコウみたいなチョンチョリンがついている。


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ルリノドシロメジリハチドリ - Blue-throated Hummingbird - Lampornis clemenciae

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特に昆虫方面の同時放映がしばらくトンガリ続けそうなので、鳥は一般受けしそうな路線にとどめておこうと思うシリーズの二回目。


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イワドリ - Guianan Cock-of-the-Rock - Rupicola rupicola

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ヘンテコなものが多かった南米のスリナムでも、とびきり変だった奴、イワドリ。図鑑を見ると、「飛翔中はオレンジの火の玉」とある。パラマリボからチャーターした軽飛行機で一時間半、そこからボートをチャーターし、あとは徒歩でジャングルを二泊三日。確かにオレンジの火の玉はいたのである。


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オナガクロムクドリモドキ - Great-tailed Grackle - Quiscalus mexicanus

耳に痛いことを言うと寄ってたかって潰そうとする。一方で、とろけるように、ふわふわで、口当たりのよい、虚ろな言葉が、傷口を忘れさせる脳内麻薬のように地面から湧き出してくる。この喩えようのない薄気味の悪さ。


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アカフトオハチドリ - Rufous Hummingbird - Selasphorus rufus

アリゾナでも東南端のメキシコ国境まで来てみると、聞いた通りハチドリがブンブンとうなりをあげて飛び交っているのだった。一瞬で頭の横を飛び去られたりすると特に色の特徴の薄いメスの同定は難しいが、それでもこの仲間はオレンジ色の要素が多いので分かりやすく、有り難い。

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シロマダラウズラ - Montezuma Quail - Cyrtonyx montezumae

ルックスのみに着目すれば、この旅行一番の珍鳥だった。非の打ち所のない、ユニークな形・模様とたたずまい。こんなのが首をかしげつつ、夫婦でひょっこりひょっこり歩いていくのだから、こちらは夫婦で大笑いである。


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メキシコカケス - Mexican Jay - Aphelocoma wollweberi

何羽かで群れていて、がやがやとうるさくて、あまり物怖じはしなくて、がさつに思えるけれど、よく見るとちょっと綺麗。要するにどこにでもいるようなカササギというか、オナガというか。そんな感じである。


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シチメンチョウ - Wild Turkey - Meleagris gallopavo

クリスマスで丸焼きにされたり、バーボンの名前になったりということは知っていても、この鳥が実物としてイメージされる人は少ないのではないだろうか。僕もそうだった。

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メキシコユキヒメドリ - Yellow-eyed Junco - Junco phaenotus

これは Yellow-eyed Junco だが、別に Dark-eyed Junco というのもいる。Junco の発音は英語では「ジャンコゥ」という感じだが、まぁそれはそれとして、日本人の僕にはどうしても「じゅんこ」に見えて仕方がない。
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アカハシハチドリ - Broad-billed Hummingbird - Cynanthus latirostris

よく極彩色の綺麗なハチドリの写真が広告で使われているが、あれは蜜壺を仕掛けてその前にテントを立て、反対側には幕を垂らして、写真家はテントの中で待つのである。そして、ブンブンと飛んできた奴を、マルチストロボで一気に仕留める。
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アリゾナキツツキ (仮称) - Arizona Woodpecker - Leuconotopicus arizonae

というわけでやっとアリゾナの写真に着手したので、まずは敬意を表してアリゾナキツツキ(Arizona Woodpecker。最近独立した種なので和名は適当です)から。同じ仲間のキツツキ連中に比べると、ちょっと野暮ったくて、でも実直そうなたたずまいがいい感じだ。


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キノドカラカラ - Black Caracara - Deptrius ater

現地でカラカラと呼ばれている鳥の、ノドのところが赤いのがアカノドカラカラ。そしてノドは別段に黄色くはないけれど、顔が黄色いこの種類が、おそらくアカノドとの対比の関係で、キノドカラカラと名付けられた。決して、ノドがカラカラというわけではない。それにしても、南米のジャングルは旧大陸出身者にはちょっと想像のつかないものが出てくるから、どこか奥深さを感じる。 View Photo...
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