pmnh wildlife portrait archive : birds

アフリカトキコウ - Yellow-billed Stork - Mycteria ibis

いろいろとドタバタの大晦日。昔、親の家の床の間に鶴の絵の掛け軸がかけてあったことを思い出して、似たような写真を二枚。


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タカサゴマシコ - Taiwan Rosefinch - Carpodacus formosanus

イスカとか、なんとかマシコとか、ヒワのなかまには赤い鳥がある。台湾の山にこういう鳥がいるということは例によって全然予習してこなかったから、この鳥が霧の中から現れて少しずつ近づいてきた時、脳内は驚きと快楽物質で満たされたのだった。

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インドミツユビコゲラ - White-browed Piculet - Sasia ochracea

Piculet (ヒメキツツキのなかま)は小型のキツツキで、大ざっぱに言えば、ややずんぐりとしており尾や嘴などのパーツがそれぞれ小振りになっている。ピキュレットという名前もどこか愛らしいし、図鑑で見ると、どうしても大柄な他のキツツキ類に合わせた縮尺で、つまりとても小さい図像で描かれているから、何だか愛くるしい鳥のような印象を持っていた。

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クロオウチュウ - Fork-tailed Drongo - Edolius adsimilis

理事はドロンゴが大好きらしく、ドロンゴを見つけるとドロンゴ!ドロンゴ!と騒ぐ。確かに Y字形のしっぽをひらひらと靡かせてクルクルと優雅に飛び戻るドロンゴは見ていて楽しい。ただ、理事が騒ぐのには、容易に見分けがつくという理由があるのではないか、とも僕は疑っている。
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アカフトオハチドリ - Rufous Hummingbird - Selasphorus rufus

アリゾナでも東南端のメキシコ国境まで来てみると、聞いた通りハチドリがブンブンとうなりをあげて飛び交っているのだった。一瞬で頭の横を飛び去られたりすると特に色の特徴の薄いメスの同定は難しいが、それでもこの仲間はオレンジ色の要素が多いので分かりやすく、有り難い。

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ゴイサギ - Black-crowned Night-Heron - Nycticorax nycticorax

台湾はちょくちょく行っているが、最近は高雄に直接入ることが多い。今回もその予定だったが、帰りの高雄便に空席がなく、やむなく久しぶりに台北に寄ることになった。

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シロマダラウズラ - Montezuma Quail - Cyrtonyx montezumae

ルックスのみに着目すれば、この旅行一番の珍鳥だった。非の打ち所のない、ユニークな形・模様とたたずまい。こんなのが首をかしげつつ、夫婦でひょっこりひょっこり歩いていくのだから、こちらは夫婦で大笑いである。


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メキシコカケス - Mexican Jay - Aphelocoma wollweberi

何羽かで群れていて、がやがやとうるさくて、あまり物怖じはしなくて、がさつに思えるけれど、よく見るとちょっと綺麗。要するにどこにでもいるようなカササギというか、オナガというか。そんな感じである。


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シチメンチョウ - Wild Turkey - Meleagris gallopavo

クリスマスで丸焼きにされたり、バーボンの名前になったりということは知っていても、この鳥が実物としてイメージされる人は少ないのではないだろうか。僕もそうだった。

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メキシコユキヒメドリ - Yellow-eyed Junco - Junco phaenotus

これは Yellow-eyed Junco だが、別に Dark-eyed Junco というのもいる。Junco の発音は英語では「ジャンコゥ」という感じだが、まぁそれはそれとして、日本人の僕にはどうしても「じゅんこ」に見えて仕方がない。
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アカハシハチドリ - Broad-billed Hummingbird - Cynanthus latirostris

よく極彩色の綺麗なハチドリの写真が広告で使われているが、あれは蜜壺を仕掛けてその前にテントを立て、反対側には幕を垂らして、写真家はテントの中で待つのである。そして、ブンブンと飛んできた奴を、マルチストロボで一気に仕留める。
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ドバト - Domestic Pigeon - Columba livia f. domestica

世界中どこの町でもだいたい居て、多少は人間に疎んじられていて、そういうことにはお構いなしに食べ、眠り、交尾している連中。カメラを向けると近寄って来たりするのが、何とも言えないやるせない感情を残す。もちろん鳩はそういうことにもお構いなしだ。

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アリゾナキツツキ (仮称) - Arizona Woodpecker - Leuconotopicus arizonae

というわけでやっとアリゾナの写真に着手したので、まずは敬意を表してアリゾナキツツキ(Arizona Woodpecker。最近独立した種なので和名は適当です)から。同じ仲間のキツツキ連中に比べると、ちょっと野暮ったくて、でも実直そうなたたずまいがいい感じだ。


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ニシハイイロペリカン - Dalmatian Pelican - Pelecanus crispus

ペリカンはユーモラスとか可愛いということになっているらしいが、実際にはどうにもちょっと怖い感じのする鳥だ。だいいち場違いに大きいし、ハットリ君みたいな眼も無表情で取りつく島がない。一羽でも戦車みたいで異様だけれど、のっぺりした顔のまま何羽かで巻き網漁みたいのをしているのも、軍事作戦遂行中という趣がして、見心地の悪さを感じる。
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シロハラ - Pale Thrush - Turdus pallidus

秋に伐採や剪定が入ったせいか、今年の僕のホームグラウンドは、例年よりかなり明るい。そして、鳥がいなくて淋しい。アカハラもシロハラもいないし、シメもいない。ましてやルリビタキなど望むべくもない。身を隠すような繁みが少なくなっただけでなく、明るくなったことで散歩する人、犬、場合によっては放し飼いの犬までが我が物顔に走り回っている。

ということで今年の冬はもう半ば諦めたので、またどこかに出かけるつもりだ。ただ仕事の区切りがなかなかつかない。写真は三年前、シロハラが多かった冬の写真から。だらっと羽を下げるお得意のポーズが少し懐かしい。
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マナヅル - White-naped Crane - Antigone vipio

明けましておめでとうございます。昨日家に戻りました。


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