pmnh wildlife portrait archive : birds

オオソリハシシギ - Bar-tailed Godwit - Limosa lapponica

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シギという鳥はどういうわけか見ているとどこか寂しそうに見える。数が少なくて、孤高感を醸し出す大きめのシギはますますそう。見ていると、胸が塞がる気分。


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チュウシャクシギ - Whimbrel - Numenius phaeopus

いぶかしがる【訝しがる】不審に思って知りたがる。(広辞苑)


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キアシシギ - Grey-tailed Tattler - Heteroscelus brevipes

話には聞いていたが、実際に澎湖の風は強い。人間だけでなく、シギやチドリだっておっとっとっと、とよろけながら歩いている。


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アオアシシギ - Common Greenshank - Totanus nebularia

シギなどの水鳥はよく似ている上に、世界中あちこちを行き来しつつ、あるいは入り交じって棲息しているからただでさえ判りづらいのに、各国語が自らの事情や言語感覚に基いて勝手に名前を付けるので、命名のズレがまた複雑である。英語でキアシと言えばアメリカ大陸のシギなのに、日本のキアシシギは英語圏では尾が鼠色のオシャベリ鳥になり、それぞれを踏襲したと覚しい台湾・中国の図鑑では、前者が黄足シギ、後者が灰尾シギという塩梅だ。それが仏語圏に行くと今度はシベリアの騎士になったりするから可笑しい。写真のアオアシシギは比較的個性的で、確かに長目の脚が青灰色だから、日本語でアオアシ、英語で緑脚、中国語圏は青脚と、まずは誤差の範囲内に出揃ったと言えるが、仏語の図鑑では吠える騎士とあった。 View Photo...
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