2007
ムラサキサギ - Purple Heron - Ardea purpurea
12/31/07 05:42 category : herons
明けましておめでとうございます(まだ12/31だけど)。正月らしく何か目出度い写真を、と思ったのだが、なかなかこれは、と思うものがなく、タンチョウみたいにみえるコウノトリの乱舞というのがいい線行っていたけれど、モドキというのはよくない、とまた思い返し、結局元気のよいムラサキサギにした。サギ類は比較的繁栄しているだけあって、よく見れば体躯はスペシャルな機能が満載である。折り畳み式エレベータ頚椎。黄金に光るやたらよい目。どこまでも飛んでいける大きな翼。力強い脚。それしかないけれど、それぞれの機能がそれぞれに特化していて立派だ。 View Photo...
ヌマヒヨドリ - Swamp Greenbul / Swamp Palm Bulbul - Thescelocichla leucopleura
12/17/07 02:10 category : bulbuls
ダイゼン - Grey Plover - Pluvialis squatarola
12/11/07 06:10 category : plovers
結構どこにでもいるくせに、実はどこにも居場所がないように、おどおどと遠慮がちに遠くの浜を歩いている鳥。潮が満ちた時、一羽が珍しく近くに寄ってきて、例によって遠慮がちにあたりを見回した後、僕の左横、10m先に腰を下ろした。世間話がしたくなるような、なんだかいい雰囲気だった。 View Photo...
クロツラヘラサギ - Black-faced Spoonbill - Platalea minor
12/02/07 02:03 category : ibises & spoonbills
関門の辺で二日ほど自由な時間が取れたので、博多湾に行ってきた。干潟のまわりをうろうろと見ていると、先日澎湖でも見たクロツラヘラサギが居る。クロツラヘラサギの繁殖地は遼寧省と38度線地帯の二ヶ所しかないということを何かの記事で読んだが、そうすると先日の澎湖組と今回の博多湾組は顔見知りなのかもしれない。こんな嘴だから、首から上の羽繕いは手近なところにいる二羽ずつで済ますのが面白い。 View Photo...
ハシボソガラス - Carrion Crow - Corvus corone
11/15/07 02:25 category : crows
誰が何といおうと、カラスは断然、カッコいい。紫に輝く漆黒の体躯、メタリックな嘴と脚。そして都会ではほぼ唯一、自分から人間にコミュニケートしてくる勇気と頭脳。大学生の時、ベンチで居眠りをする頭をコツコツと後からつつかれてから、僕は断然、カラスの味方だ。 View Photo...
キアシシギ - Grey-tailed Tattler - Heteroscelus brevipes
11/09/07 01:54 category : sandpipers
キノドカラカラ - Black Caracara - Deptrius ater
10/28/07 07:44 category : falcons
現地でカラカラと呼ばれている鳥の、ノドのところが赤いのがアカノドカラカラ。そしてノドは別段に黄色くはないけれど、顔が黄色いこの種類が、おそらくアカノドとの対比の関係で、キノドカラカラと名付けられた。決して、ノドがカラカラというわけではない。それにしても、南米のジャングルは旧大陸出身者にはちょっと想像のつかないものが出てくるから、どこか奥深さを感じる。 View Photo...
オオグンカンドリ - Great Frigatebird - Frigata minor
09/23/07 01:34 category : cormorants
気がつくと視界の端に唐突に出現し、強風の中、独特の姿勢を保ったまま一気にまた視界から消え去る。なんだか、ちょっとかっこいいのだった。
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アカオネッタイチョウ - Red-tailed Tropicbird - Phaeton rubricauda
08/15/07 07:50 category : tropicbirds
純白の体躯、赤い尻尾にペンギンみたいな脚。これを見ると、ああ、南の島に来たなあ、という感じがする。空中で速度を落とすと、尻尾が勢いを失ってだらーんと垂れ下がるのもいい。
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メダイチドリ - Lesser Sand-Plover - Eupoda mongola
08/04/07 04:41 category : plovers
とりあえず梅雨明けらしいので涼しげな奴を一枚。暑中見舞は梅雨明けから8月7日頃に来る立秋の間に出すそうだが、梅雨明けがこんなに遅いと慌ただしいことこの上ない。なお、本館・別館とも真夏モード(暑いため動けない。暑いため出かける)に入っており更新頻度が低下しています。 View Photo...
ジュウイチ - Rufous Hawk-Cuckoo - Hierococcyx hyperythrus
07/19/07 11:13 category : cuckoos
あきれる程に大きく開ける口のせいもあるし、ヒステリックな歌い方や唐突に大きな目玉にも原因があると思うけれど、どこかちょっと頭が変な鳥、と思わせるところがある。夜も啼くというし。
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ウグイス - Japanese Bush-Warbler - Horornis diphone
06/10/07 01:14 category : warblers
カワウ - Great Cormorant - Phalacrocorax carbo
05/26/07 03:44 category : cormorants
本当は、おおきなアメリカザリガニを呑み込もうとする、悪魔的な風貌をしたカワウの写真がスタンバイしていたのだけれど、それではYahoo!のニュースから流れて来た方に悪い印象を残しかねないので、ここはぐっと我慢して、婚姻色の鮮やかなこの冬の写真に急きょ差し替えることにした。独特の、いや孤高の美学と言っておこう。 View Photo...
ダイサギ - Great Egret - Ardea alba
05/26/07 03:38 category : herons
アオサギ - Grey Heron - Ardea cinerea
05/26/07 03:35 category : herons
Yahoo!の動物ニュース(京都迎賓館のコイがピンチ)からのリンクで流れてこられた方からいくつか質問があったので、急きょアオサギ、ダイサギ、カワウの三連発を行くことにします。写真は今ひとつだけど、まぁ号外のようなものです。
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ヒバリ - Eurasian Skylark - Alauda arvensis
05/18/07 11:56 category : larks
チリチリと遠く頭上でさえずるヒバリをぽかーんと眺めていたら、色々なことがわかった。風の具合によっては羽ばたかずにホバリングすること。それから、右を向いたり、左を向いたり、存外にキョロキョロしながら囀っていること。やっぱりヒバリは晴れた日がいい。それも、逆光ならさらにぴったりだ。 View Photo...
ハシブトムジチメドリ - Abbott's Babbler - Malacocincla abbotti
05/02/07 03:57 category : babblers
インドハッカ - Common Myna - Acridotheres tristis
04/29/07 01:07 category : starlings
だいぶ暑かったから口を開けたまま、何やらこっちを見て訴えかける風情なのだがその内容はよく判らない。鳥にせよ犬猫にせよ、こういうことは時々ある。ひょっとしたら前世の宿縁で、あれは前世で家来だったのではないか、と理事に同意を求めると、主従が逆かもしれないではないか、と言う。確かにその可能性はあるが、そうではない気がする。きっと違う。 View Photo...
エナガ - Long-tailed Tit - Aegithalos caudatus
04/11/07 01:58 category : warblers
エナガは忙しい鳥だ。ふわふわとした体をきびきびと動かし、何やらブツブツと呟きながら、休みなく餌を求めて動き回る。僕と違って、立ち止まったり、振り返ったり、あまりそういうことはしないようだ。
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ハシブトガラ - Marsh Tit - Poecile palustris
04/04/07 11:40 category : tits
鳥の写真が多いから、本当は別のものにしようかと思っていたのだけれど、ハードディスクの交換があって出鼻をくじかれる。昨日、今日と寒いから、去り行く冬を惜しんで、北海道のハシブトガラにする。
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クビワムクドリ - Black-collared Starling - Sturnus nigricollis
04/01/07 08:49 category : starlings
まるで白頭鷲のように立派に見えるけれど、ムクドリのなかまだ。ムクドリの仲間だけれど、カラスのような堂々たる体躯。しかもムクドリらしい図太さと騒がしさも兼ね備え、実際に対面するとかなりアクが強い感じがする。しかしながら、写真うつりがよい。
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ホロホロチョウ - Helmeted Guineafowl - Numida meleagris
03/29/07 02:32 category : fowls
メジロ - Japanese White-eye - Zosterops japonicus
03/26/07 10:08 category : babblers
小さな体、ちょっと意地悪そうな眼、シールを貼り付けたような白いマーク、鮮やかな黄緑の羽毛、か細く優美な地啼き、清かなさえずり。日の光のなかを行き来するメジロはまぶしい鳥だ。
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アカゲラ - Great Spotted Woodpecker - Dendrocopos major
03/20/07 05:39 category : woodpeckers & honeyguides
三バカに会いに裏の公園に行く。寄生蜂や吊虻に春を実感しながら耳を澄ますと、キョ!キョ!どけ!どけ!とアカゲラが啼いていた。普通種だけれど、近所では初めて見る。これでこの冬は30種類くらいだろうか、東京の冬もまだそう捨てたものではない。
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アカハラ - Brown-headed Thrush - Turdus chrysolaus
03/16/07 12:21 category : thrushes
散歩コースの裏の公園の秘密の一角にいつも居座って、ここ二か月、嫌そうな顔をしながら僕を迎えてくれた三バカトリオ(シメ、シロハラ、マミチャジナイ各一羽)の一角。格好の遊び相手だったが、こいつらとももうすぐお別れの時が来る。
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キバシリ - Eurasian Tree-creeper - Certhia familiaris
03/13/07 09:42 category : wrens & nuthatches
うまく言えないが、共通の話題がなくて、縁が薄いような感じのする鳥だ。ある日突然アッシジの聖フランチェスコに生まれ変わっても、こいつらは話を聞きに来ないような気がする。ひょっとすると、顔の向きが違うからかもしれない。
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ヒシクイ - Tundra Bean Goose - Anser serrirostris
03/12/07 02:05 category : ducks & geese
ヒシクイを含めたガンの仲間は、日本からどんどん追い出されそうになっている種類の一つといっていいだろう。この写真とは違うが、青森の海のはるか沖合の海上すれすれ、風に隊列を崩し、なき交わしながら渡るヒシクイの群れを船の甲板から見て、先日少なからず心を打たれた。 View Photo...
トビ - Black Kite - Milvus migrans
03/07/07 10:57 category : hawks
ホシハジロ - Common Pochard - Aythya ferina
03/05/07 08:58 category : ducks & geese
シメ - Hawfinch - Coccothraustes coccothraustes
03/05/07 08:56 category : finches
ダマライワビタキ - Tractrac Chat- Emarginata tractrac
03/05/07 08:23 category : old world flycatchers
ツグミ - Dusky Thrush - Turdus eunomus
03/03/07 02:32 category : thrushes
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