pmnh wildlife portrait archive : birds
ヒタキ上科

ノゴマ - Siberian Rubythroat - Calliope calliope

2306fc_nogoma@teuri5720_w
子供の頃の図鑑のページの左上の目立つところに、この鳥が草原で囀っている絵があったから、この喉の赤い鳥のことは知っていたが、今まであまり大した縁がなかった。

View Photo...

ジョウビタキ - Daurian Redstart - Phoenicurus auroreus

2104fc_jobitaki1152_w
ジョウビタキは珍しい鳥ではないが、基本的に冬鳥で、特に西日本の里に多く、だいたいは秋冬のよわい夕陽を浴びて、しっぽをぴくぴく震わせているような印象だった。

View Photo...

マミチャジナイ - Eyebrowed Thrush - Turdus obscurus

2011mamichajinai6228_w
これも東の方では滅多に見ないが、西日本では何度か見かける機会があったので、日本では西日本で越冬する冬鳥かと思っていた。

View Photo...

ミドリカラスモドキ - Asian Glossy Starling - Aplonis panayensis

1405philippinegstarling7977_w
赤い鳥はなぜなぜ赤い、赤い実を食べたとかいう歌があるが、これは目玉が赤い実になってしまったという例。

View Photo...

ネコマネドリ - Grey Catbird - Dumetella carolinensis

1805greycatbird1166_w
新しい場所に行く時は、多少の予備知識は必要だけれど、あまり予備知識が豊富すぎるのも宜しくない。


View Photo...

コルリ - Siberian Blue Robin - Larvivora cyane

1704koruri9204_w
今のところ、今年の夏鳥関連で最大の事件はトラツグミ、ミゾゴイとこのコルリの定着だ。トラツグミは二羽しかいないような気がするが、コルリは少なくとも数羽、あるいはもう少し多いかも知れない。

View Photo...

トラツグミ - Scaly Thrush - Zoothera dauma

1703toratgm1271_w
この春、小屋の近くにあらわれた大物、トラツグミ。最初に気づいた時は、ヤマドリの雌かと思った、くらい大きな感じがした。驚かさないようにゆっくり、少しずつ近づくとやっぱり大きくて、ライチョウみたいに見える。何だこれは。ただ、ジョウビタキみたいにヒョコヒョコと屈伸運動をしたのでトラツグミと知れた。血圧と喜びがふつふつと湧き上がる。

View Photo...

インドヒタキ - Indian Robin - Saxicoloides fulicatus leucopterus

1107indianrobin25_w
たいていどこの地域でも、外で食事をしていると抜け目なく狙ってくる鳥がいるが、このスリランカの中北西部では、この鳥の担当だった。

View Photo...

イソヒヨドリ - Blue Rock-Thrush - Monticola solitarius

1511isohiyo01_w
浜辺は海鳥・水鳥を見るにはよいが、普段は山がホームグラウンド。勝手が違って寂しい時に、この鳥が心配するように出てくるととてもほっとする。僕からすれば、海と山をつないでくれる近しい鳥だ。

View Photo...

コムクドリ - Chestnut-cheeked Starling - Agropsar philippensis

1405komukudori01_w
十五年くらい前に一回戸隠で見て、昨年春に小屋の裏で見るまで、ずいぶんインターバルが空いた。改めてじっくり観察してわかったのだが、こいつらは桜前線とともに移動している。

View Photo...

オオルリ - Blue and White Flycatcher - Cyanoptila cyanomelana

1404ooruri01_w
日記の方で、到着したと報告したオオルリ。写真としては今一つだけれど、旬のものなので掲載しておく。


View Photo...

チャバラオオルリ - Vivid Niltava - Niltava vivida

0911vividniltava26_w
タイやベトナムで見た Niltava (他の種類)は、すっと立つように止まっていて、ヒタキの割にあまり不要に動かず、結局そこにいたのに気付かずに去って行った、という、どちらかといえば悔しい思い出ばかりある鳥だったが、台湾のこいつは普通に出てきて、普通に振る舞ったので、普通に撮影することができた。
View Photo...

ルリビタキ - Red-flanked Bluetail - Tarsiger cyanurus

1002ruribtk022_w
今年は家の横のスペースにアオジが来る、シメが来る、シロハラも来る、と喜んでいたら、とうとうルリビタキまで来た。杉並でルリビタキなんて、今まで2回しか見たことがない。


View Photo...

カワビタキ - Plumbeous Water-Redstart - Phoenicurus fuliginosus

0803kawabitaki519_w
新撰組ではないが、台灣で「山」「川」と言えばまずはこの鳥だ。青くて、赤くて、雌が地味で、強気で、臆病で、きびきびとした、ヒタキらしいヒタキ。

View Photo...

ホシムクドリ - Common Starling - Sturnus vulgaris

0902starling408_w
ヨーロッパの平野、荒地や畑が続くようなところで、夕方、雲霞のように群れて飛んでいく鳥を見ることがあるが、渡り鳥でなければ、たいていはこいつだ。


View Photo...

サメビタキ - Dark-sided Flycatcher - Muscicapa sibirica

ヒタキが好きだ、と書いた手前、ヒタキの二連発目。サメビタキはキビタキやオオルリに比べると地味だし、数も少ないが、やはり好きな鳥だ。


View Photo...

キビタキ - Narcissus Flycatcher - Ficedula narcissina

ヒタキが好きだ。カラスもスズメも、サギもシギも好きだけれど、やっぱり林の奥からヒタキの声が聞こえてくると、心の底から嬉しくなる。鮮やかな色、特徴ある飛び方、それから、気が強そうでいて、結構びくびくしているところ。


View Photo...

シロハラ - Pale Thrush - Turdus pallidus

秋に伐採や剪定が入ったせいか、今年の僕のホームグラウンドは、例年よりかなり明るい。そして、鳥がいなくて淋しい。アカハラもシロハラもいないし、シメもいない。ましてやルリビタキなど望むべくもない。身を隠すような繁みが少なくなっただけでなく、明るくなったことで散歩する人、犬、場合によっては放し飼いの犬までが我が物顔に走り回っている。

ということで今年の冬はもう半ば諦めたので、またどこかに出かけるつもりだ。ただ仕事の区切りがなかなかつかない。写真は三年前、シロハラが多かった冬の写真から。だらっと羽を下げるお得意のポーズが少し懐かしい。
View Photo...

アカハラ - Brown-headed Thrush - Turdus chrysolaus

散歩コースの裏の公園の秘密の一角にいつも居座って、ここ二か月、嫌そうな顔をしながら僕を迎えてくれた三バカトリオ(シメ、シロハラ、マミチャジナイ各一羽)の一角。格好の遊び相手だったが、こいつらとももうすぐお別れの時が来る。

View Photo...

ツグミ - Dusky Thrush - Turdus eunomus

その、とろとろと光る漆黒の目玉に、僕はどのように映っているだろうか。


View Photo...

ダマライワビタキ - Tractrac Chat- Emarginata tractrac

こういうコマドリ系の奴にはちょっと弱い。つぶらな瞳でじっと見つめられると、胸羽のハタハタにまでドギマギしてしまう。

View Photo...

クビワムクドリ - Black-collared Starling - Sturnus nigricollis

まるで白頭鷲のように立派に見えるけれど、ムクドリのなかまだ。ムクドリの仲間だけれど、カラスのような堂々たる体躯。しかもムクドリらしい図太さと騒がしさも兼ね備え、実際に対面するとかなりアクが強い感じがする。しかしながら、写真うつりがよい。

View Photo...

キバシウシツツキ - Yellow-billed Oxpecker - Buphagus africanus

背中に居着いて、ダニやら虫やらを食べてくれるというところまではよいが、チョロチョロと我が物顔に腹や尻を行き来するだけでなく、頭の後で彼女を追っかけ、高らかに愛を歌いだす、しかもこの厚かましい顔だ。だから水牛は深く感謝しているかというとそうでもなくて、結構嫌そうに追払っている。もちろんウシツツキは牛の耳の後にあって東風の馬耳を射るが如きあり。 View Photo...

インドハッカ - Common Myna - Acridotheres tristis

だいぶ暑かったから口を開けたまま、何やらこっちを見て訴えかける風情なのだがその内容はよく判らない。鳥にせよ犬猫にせよ、こういうことは時々ある。ひょっとしたら前世の宿縁で、あれは前世で家来だったのではないか、と理事に同意を求めると、主従が逆かもしれないではないか、と言う。確かにその可能性はあるが、そうではない気がする。きっと違う。 View Photo...

アリサンヒタキ - Collared Bush-Robin - Tarsiger johnstoniae

コマドリやノビタキの親戚にして、全身が黒、白い腹、頭には白い鉢巻、そして首から肩にかけてX字の赤いタスキ。図鑑で見ただけでも、この鳥のカッコよさは群を抜いている。

View Photo...

ズアカムジヒタキ - Fire-crested Alethe - Alethe castanea

緑の天堂のような森の一角で、きみは誰?きみは誰?と僕に呼びかけ続けたヒタキ。


View Photo...
[Sleeker_special_clear]