[這いずり日記] 長野方面 2014/早春その5
04/25/14 11:34 category :travelog
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クロツグミに遅れること一週間、今度はオオルリが現れた。しかも川沿いに挨拶に行くと、ちょうどピカピカの雄が二羽、まさに縄張り争いをしていて、青く光る独特の羽毛を堪能することができた。こうなるとキビタキが来ないのが逆に気になるが、クロツグミ・オオルリと当地夏のバリトンの主要メンバーは揃ったことになる。
それからカモシカ。散歩の途上、川の対岸から、ごほん、と咳払いのような音がしたので振り向くと、なにやら存在感の質量が大きな、隻眼隻角の大きな雄が一頭、座りながら穏やかにこちらを眺めていたのだった。上流の橋のさらに上、標高にすると1400m以上ではたまに見られると聞いていたが、小屋のすぐ近くまで下りてきたのは素直にうれしい。思えば、すっかり貧相になった日本の森で、こうやって大型哺乳類のカモシカが普通に生きているとは、誠に有り難いことである。
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昨年より二週間も遅れて、やっとコブシが満開になったという季節感で、桜などはまだまだ。標高にして400m下ると、だいたい見ごろになった。
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なお、ツバメはちゃんと来ていた。毎年巣を作るそば屋の軒先で、また当小屋の頭上高いところで、それぞれ確認した。
[写真撮影 : 2014/04 - 長野県] [photo data : 04/2014 - Nagano]
それからカモシカ。散歩の途上、川の対岸から、ごほん、と咳払いのような音がしたので振り向くと、なにやら存在感の質量が大きな、隻眼隻角の大きな雄が一頭、座りながら穏やかにこちらを眺めていたのだった。上流の橋のさらに上、標高にすると1400m以上ではたまに見られると聞いていたが、小屋のすぐ近くまで下りてきたのは素直にうれしい。思えば、すっかり貧相になった日本の森で、こうやって大型哺乳類のカモシカが普通に生きているとは、誠に有り難いことである。
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昨年より二週間も遅れて、やっとコブシが満開になったという季節感で、桜などはまだまだ。標高にして400m下ると、だいたい見ごろになった。
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なお、ツバメはちゃんと来ていた。毎年巣を作るそば屋の軒先で、また当小屋の頭上高いところで、それぞれ確認した。
[写真撮影 : 2014/04 - 長野県] [photo data : 04/2014 - Nagano]
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