ネコマネドリ - Grey Catbird - Dumetella carolinensis
07/26/18 02:34 category : starlings
新しい場所に行く時は、多少の予備知識は必要だけれど、あまり予備知識が豊富すぎるのも宜しくない。
無論、限られた時間の中で効率良く鳥を見たいなら、完璧な予備知識があるとよい。しかしそれはそれで、効率は良くとも楽しくない。名前と姿を結びつけるのは楽しいが、ただ結びつけるだけだと、マルバツ式の問題みたいに味気なくなってくる。物事には順序がある。
その意味では、「何だか分からないが、時々、視界の端に、ツグミくらいの大きさの、だけどもう少しすらっとした、明らかにどこかヘンな鳥がいる」あたりから始まって、「しかしあの鳥は何だ、群れず、隠れず、なんだかいつも一羽で楽しそうにしてるな」という風に続き、何回かのニアミスの後、やっとカメラのファインダーで捉えると、小童のようにすてきなヘアスタイルの愉快なルックスであることがわかり、撮った写真から、Catbird という、これまた愉快な名前を知る、これは可笑しい、というような、この鳥をめぐる今回のストーリーはなかなか良かった。
適切な手続きを踏めば、そんなに気難しい鳥ではない。ブルーベリーの林の地面で、やっぱりどこか楽しそうにしていて、僕というよりは自分のことに夢中だ。後で調べると、囀りは鳴き真似を入れて大変達者、かつ Catbird というだけあってミャーミャー鳴くらしい。
今回のストーリーは一旦完結だが、第二回があれば、今度はちょっとミャーミャーちょっかいを出してみたいな、とか思う。
[写真撮影 : 2018/05 - 米国メイン州 - 約20cm+ - 個人的博物館本館のムクドリ類・ハッカチョウ類およびその近縁種のページへ]
[photo data : 05/2018 - Maine, US - about 20cm+ L - visit the main museum ('Starlings, Mynas and related birds')]
その意味では、「何だか分からないが、時々、視界の端に、ツグミくらいの大きさの、だけどもう少しすらっとした、明らかにどこかヘンな鳥がいる」あたりから始まって、「しかしあの鳥は何だ、群れず、隠れず、なんだかいつも一羽で楽しそうにしてるな」という風に続き、何回かのニアミスの後、やっとカメラのファインダーで捉えると、小童のようにすてきなヘアスタイルの愉快なルックスであることがわかり、撮った写真から、Catbird という、これまた愉快な名前を知る、これは可笑しい、というような、この鳥をめぐる今回のストーリーはなかなか良かった。
適切な手続きを踏めば、そんなに気難しい鳥ではない。ブルーベリーの林の地面で、やっぱりどこか楽しそうにしていて、僕というよりは自分のことに夢中だ。後で調べると、囀りは鳴き真似を入れて大変達者、かつ Catbird というだけあってミャーミャー鳴くらしい。
今回のストーリーは一旦完結だが、第二回があれば、今度はちょっとミャーミャーちょっかいを出してみたいな、とか思う。
[写真撮影 : 2018/05 - 米国メイン州 - 約20cm+ - 個人的博物館本館のムクドリ類・ハッカチョウ類およびその近縁種のページへ]
[photo data : 05/2018 - Maine, US - about 20cm+ L - visit the main museum ('Starlings, Mynas and related birds')]
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