[這いずり日記] 台湾・台東利嘉林道再び 2010/夏
07/05/10 15:30 category :travelog
ワールドカップで昂進した夜型を一気に修正し、毎朝夜明け前におき、理事をバイクの後に乗せて、熱帯の青年夫婦のようにトコトコと湿った林道を上って行く。コジュケイやらタケドリやらに挨拶をしつつ標高を上げていくと、みるみる気温は下がっていくが、湿気というより「濕氣」は変わらずベタベタと体にまとわりついて離れない。レンズのみならず、体まで内部から蝕まれていく感触がある。なるほど、これが瘴気というものか。それでも、ふと見上げると空が底抜けに青かったりするのが、ちょっと切ない。
前回見逃した百歩蛇はひそかに期待していたが、蛇も蛙も元気過ぎて、すなわち噛まれる危険が大き過ぎて、迂闊に薮に入れないのは計算外だった。鳥も種類は冬場よりややすくない。それでも僕はヒゴロモ (Maroon Oriole) が見られて充分満足したし、台湾は久しぶり(台東は24年ぶりだ)の理事も鳥に加えリスだのサルだのを愉しんだ。もっとも行き先は「原住民の部落だと思っていた」というから、たぶん霧台に行くつもりだったのだろう。まぁ、そんなのは大したことではない。
そんなこんなで一週間、滝のように汗をかき、顔や腕を日に焼いて帰ってきた。それにしても、昔からそうだが、台湾から帰ってくるたびに、忘れ物をしてきたような気がするのはどうしたことだろう。
[写真撮影 : 2010/07 - 台湾台東縣・利嘉林道] [photo data : 07/2010 - Lija Forest Road, Taitung, Taiwan]
前回見逃した百歩蛇はひそかに期待していたが、蛇も蛙も元気過ぎて、すなわち噛まれる危険が大き過ぎて、迂闊に薮に入れないのは計算外だった。鳥も種類は冬場よりややすくない。それでも僕はヒゴロモ (Maroon Oriole) が見られて充分満足したし、台湾は久しぶり(台東は24年ぶりだ)の理事も鳥に加えリスだのサルだのを愉しんだ。もっとも行き先は「原住民の部落だと思っていた」というから、たぶん霧台に行くつもりだったのだろう。まぁ、そんなのは大したことではない。
そんなこんなで一週間、滝のように汗をかき、顔や腕を日に焼いて帰ってきた。それにしても、昔からそうだが、台湾から帰ってくるたびに、忘れ物をしてきたような気がするのはどうしたことだろう。
[写真撮影 : 2010/07 - 台湾台東縣・利嘉林道] [photo data : 07/2010 - Lija Forest Road, Taitung, Taiwan]
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