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アナホリフクロウ - Burrowing Owl - Athene cunicularia

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あけましておめでとうございます。歴史・地理的文脈によってめでたかったり不吉だったりする鳥だけど、よいツルの在庫もないし、まぁフクロウから。

本館の整備について、昨年までで何とか鳥と哺乳類のところまで容れ物ができたわけだけれど、中身は12年前から更新していない。そこで、容れ物は一休みして、まず少し中身を入れようという気持ちになった。ただ、12年前にいきなり遡るのも気後れするので、まずは 2017年のスリナムから始めようと思う。

なぜスリナムかというと、派手な鳥が多くて楽しいのと、比較的最近の機材なので写りが良いのと、あと、新世界なので館内では異質の写真群であり、展示室内で掲載順番に悩む必要がないから。そこで、4年前の写真庫を順に少しずつ見直しているところ。

でアナホリフクロウ。昼行性ということで、写真のように杭の上にぼーっと立って食べ物を物色している。開けた土地を好むということで、スリナムの、あまり騒々しくない飛行場の、滑走路の奥の一番端のところ、滅多に人なんかこないところを間借りして、こうやって突っ立っている。スリナムでは、ここでしか確認されていないらしい。(僕らもまだ到着したばかりなので、飛行場近辺にいたというわけだ。)

雌が大きなる傾向、雄の色が薄くなる傾向があるらしいので、たぶん、赤茶色の方が雄なんだと思うが、自信はない。

↓たぶん雌
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↓こうやって立っている
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[写真撮影 : 2017/08 - スリナム・ザンデライ - 推定体長約25-30cm - 個人的博物館本館のフクロウ・ミミズク類およびヨタカなどのページへ]
[photo data : 08/2017 - Zanderij, Suriname - estimated body length about 25-30cm - visit the main museum ("
Owls and their related birds")]
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