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ホンケワタガモ - Common EIder - Somateria mollissima

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ケワタガモ、Eider という名前のついた鳥は世界で四種類いることになっているが、基本的に北極圏とか、だいたい極北の鳥だ。

日本でも、コケワタガモなど、冬の寒い時期に寒い海に行けば、まぁ見られないこともない鳥もあるけれども、それでも基本的にはあまり縁のない鳥。それが、労なく見られるのだから、わざわざノコノコ海外まで出かける甲斐があったと言うべきか。

この時は、海沿いの遊歩道を歩いている途中、海を見渡せる大きな岩の上に座り、早朝作ってきたサンドイッチを食べていたのだった。ふと見下ろすと、直下の水際、ザパンザパンと寄せる波にもまれて、見たことのない大きな
カモが二羽、白黒と茶色のが、つがいでぷかぷか浮いている。ははぁ、これはきっとケワタの類。ということで撮影をしたが、逃げるでもなく、潜り、浮かび、羽繕いをして、ゆったりと過ごしていた。白黒黄のパターンが斬新。特に雄は、ロボットのマーキングみたいな頭の黒に目玉が隠れて、なんだか面白い。

英語の名前も Common Eider だし、その後、あちこちの浜や沖でたくさん見た。ただほかの多くの海鳥と同じで、この鳥も減少傾向。2018年の時点で準絶滅危惧種の指定だが、今後、絶滅危惧種とされるリスクが高いとされている。想定される原因は海産物の取り過ぎ、海洋汚染、狩猟、生息域の擾乱。そういうわけで今となっては決して Common ではない。

↓基本的にはダイバーだ。浮かんでくるところ。
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↓沈んでいるところ
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↓雄
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↓雌
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↓潜るところ(クリックで拡大)
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↓見ていて飽きない、羽繕い
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[写真撮影 : 2018/05 - 米国メイン州 - 約60cm - 個人的博物館本館のカモ類のページへ]
[photo data : 05/2018 - Maine, US - about 60cm - visit the main museum "
Typical Ducks"]

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