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オオヨシキリ - Oriental Reed-Warbler - Acrocephalus orientalis

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珍しい鳥ではなくとも、その鳥の行動パターンと自分の行動パターンがあまり重なっていないために、何となく縁の遠い鳥というものがある。

ちょうどこのオオヨシキリなんかがそう。河原とか、草原とか、ヨシが生えたところで見られるのだが、あまり顔を合わせるということがない。最後に見たのは甑島で5年前。理事に至っては、15年以上見てないという。つかず、離れず、だけど離れている方が長い。

それが、いつもの散歩コースのオプションルートに集結していたので驚いた。小さなため池の両端に、わづかなヨシ原、いや原とはとても言えない位の狭い場所があり、そこに居た。

池に近づくと、聞き覚えのある、とても鳥の鳴き声とは思えないような、あのギョギョシ、ギョギョシの大きな声がしている。「あ、ギョギョシ!」と僕が言うと、疑り深い理事は「どうせガビチョウでしょ」とか答える。でも、間も無く姿が見えて、それは間違いなくギョギョシなのだった。

その狭いヨシ場に、頭がでかい雄が四羽。喉を膨らませて、口を大きく開けて、ギョギョシ、ギョギョシと盛んに張り合う。興奮するとだんだんヨシの上の方に上がってくるのも、開けた口が朱色なのも、ああ前見たギョギョシそのままだなあ、と見ていて何だか可笑しくなる。

そう言えば、最初に見たのは千曲川かどこかの河原だったが、この奇抜な啼き声に度肝を抜かれて、鳥だろうか、それとも変な虫か何かだろうか、と真剣に考えたのだっけ。

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[写真撮影 - 2020/06 - 長野県 - 約18-19cm - 個人的博物館本館の「セッカ・ヨシキリなどのなかま」のページへ]
[photo data - 06/2020 - Nagano, Japan - abt 18-19cm - visit the main museum (“
Cisticolas, Tailorbirds & Allies”)]
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