ミソサザイ - Eurasian Wren - Nannus troglodytes
01/14/18 22:01 category : wrens & nuthatches
森に入れば森にいるし、小屋に帰れば小屋の周りにいる。
今のような厳冬期だと、森では細流の近くにいて、小屋の周りは特に夕刻、ほんとうに小屋の周りで出る。柴を積んでおくと検分に来るし、小屋の排気口も念入りに確かめる。忙しい鳥ではあるが、あまり人を恐れる鳥でもないので、ゆったり構えていれば、結構近くで啼いている。
春先になると、より大きな流れに進出して、高らかに囀る。まぁだいたい周囲には居るのだが、微妙に生活圏を調整しているようだ。
宇都宮貞子の本を読んでいたら、少なくとも戸隠の辺では「ミソッチョ」と呼んでいたことがわかった。ミソは溝らしいが、ミソサザイにせよ、ミソッチョにせよ、独特で、よい名前だと思う。
身近な鳥だから、それと意識しなくても、写真が増えてゆく。ここに揚げる数枚は、昨年の冬に、小屋で撮ったもの。
学名は、新しい分類の成果を取り入れることでややとんがったTiF の分類に従って Nannus属にしたが、もとの学名は Troglodytes troglodytes。いずれにしても、種が分かれて、最近は旧来の呼称 Winter Wren はアメリカ大陸のものを指すようだ。ざっくりと言えば、ゴジュウカラやキバシリの近縁。
↓性格をあらわしているような、縦長、切れ長の眼の形がチャーミング。
↓尾はリトラクタブル。全長をさらにきりつめる。
↓やや見晴しの良いところに立ったまま、ぴょん、ぴょんと向きを変えながらワッチするのが好き。
[写真撮影: 2016/12 - 長野県- 約11cm - 個人的博物館本館のゴジュウカラの仲間のページへ]
[photo data : 12/2016 - Nagano, Japan - about 11cm - visit the main museum ("nuthatches, wrens and tree-creepers")]
春先になると、より大きな流れに進出して、高らかに囀る。まぁだいたい周囲には居るのだが、微妙に生活圏を調整しているようだ。
宇都宮貞子の本を読んでいたら、少なくとも戸隠の辺では「ミソッチョ」と呼んでいたことがわかった。ミソは溝らしいが、ミソサザイにせよ、ミソッチョにせよ、独特で、よい名前だと思う。
身近な鳥だから、それと意識しなくても、写真が増えてゆく。ここに揚げる数枚は、昨年の冬に、小屋で撮ったもの。
学名は、新しい分類の成果を取り入れることでややとんがったTiF の分類に従って Nannus属にしたが、もとの学名は Troglodytes troglodytes。いずれにしても、種が分かれて、最近は旧来の呼称 Winter Wren はアメリカ大陸のものを指すようだ。ざっくりと言えば、ゴジュウカラやキバシリの近縁。
↓性格をあらわしているような、縦長、切れ長の眼の形がチャーミング。
↓尾はリトラクタブル。全長をさらにきりつめる。
↓やや見晴しの良いところに立ったまま、ぴょん、ぴょんと向きを変えながらワッチするのが好き。
[写真撮影: 2016/12 - 長野県- 約11cm - 個人的博物館本館のゴジュウカラの仲間のページへ]
[photo data : 12/2016 - Nagano, Japan - about 11cm - visit the main museum ("nuthatches, wrens and tree-creepers")]
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