pmnh wildlife portrait archive : insects

ヒゲナガタテハのなかま - Euriphene sp.

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ちょっと前の写真だけれど、今の傾向を続けると出す機会がないし、まぁ世間もクリスマスだったから、多少きれいなものも出しておこう。


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ミスジミバエ - A Fruit Fly - Zeugodacus scutellatus

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毎冬、どういうわけか冬になるとハエが一匹迷い込んでくる。ミスジミバエ。体に「三筋」のある「実蝿」の意味であって、もともと烏瓜が専門職の耐寒仕様らしいのだが、窓から外に追い出しても、すぐ戻ってくるのはやはり家の中の方が過ごしやすいのだろうか。

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ブチミャクヨコバイ - A Leafhopper - Drabescus nigrifemoratus

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ヨコバイやウンカ、アワフキやツノゼミといったあたりの連中は小さくて地味だが、よくみればお洒落な相貌をしているものが結構いる。


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ベニシタバ - An Underwing - Catocala electa

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八ケ岳山麓の蛾で、横綱がヤママユ、大関がスズメガだとすれば、関脇はシタバガ。いろいろ出てくるが、今回は赤い奴。


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クスサン - Japanese Giant Silkworm - Caligula japonica

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旅行記のところで、大物だとか、本物の蛾だとか、クスサンをだいぶ持ち上げたので、そのフォローがてら、クスサンの写真を掲載しておくことにする。



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リスアカネ - 'Ris Akane' Dragonfly - Sympetrum risi

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最近は夜の昆虫撮影が面白い。夜だと見られる昆虫の数が少なくなるが、昆虫は昼と夜の行動プログラムが大いに違うことが多いので、その分思いがけないコンタクトが得られることがある。


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クリシギゾウムシ - Chestnut Weevil - Curculio sikkimensis

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秋風の吹き始めた八ヶ岳山麓で見つけたニューカマー、シギゾウムシのなかま。


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ゴマフエダシャクのなかま - Obeidia lucifera - A Geometrid Moth

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うわぁ、と思わず口に出た華麗なシャクガ。写真だとチープな感じが目立つが、人工照明の下にキラキラと輝いて、lucifer という名前に恥じない立派な蛾だった。


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ベニスズメ - Elephant Hawk Moth - Deilephila elpenor

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鳥もその他も赤、赤、と来たので、予定を変更して虫も赤でいくことにした。スズメガの配色、紋様もさまざまなものがいて全く面白いのだが、これは文字通り紅一点、日本ではひとりわが道を行くベニスズメ。

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ツマグロキンバエ - A blowfly - Stomorhina obsoleta

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抱えていた仕事の一つがやっと片づいた。少し平常に戻って、双翅類の口吻の形態の研究そのニ、ツマグロキンバエ。


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オビキンバエ - Oriental Latrine Fly - Chrysomya megacephala

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他部門の同時上映中をきれいどころに切り替えたので、昆虫部門には晴れて金蝿を登場させることにした。ちょっと嬉しい。


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クサギカメムシその2 - Brown Marmorated Stink Bug - Halyomorpha halys

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さぁ次はハエのドアップで行こう!と思っていたのだが、同時上映中がカエルからマムシになったので、さすがにハエとマムシではいかにもまずかろう、ということでここは自重し、カメムシに変更した。


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オサヨコバイ - Tartessus ferrugineus - A Leafhopper

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というわけで、大東島で僕と秘密を共有したアワフキならぬヨコバイの写真がこれ。あれ?これがヨコバイなの?と調べていく過程で、ヨコバイの形態的な特徴の一つに、後肢に針葉樹のようなトゲトゲがあるという基礎をこの歳にして知る。なるほど、確かにヨコバイだ。


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ゴマダラカミキリ - 'Gomadara Kamikiri' Longhorn Beetle - Anoplophora malasiaca

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田んぼでもない、畑でもない、荒地でもない、草が生えていたり、牛が繋がれていたり、何だかよくわからない場所でホオジロの写真を撮っていたら、いきなりブン!と現れた。


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トホシカメムシ - Lelia decempunctata - a Stink Bug

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このところ半翅類の写真を整理しているので、頻繁にセミやカメムシの図鑑を参照しているが、そこで目に留まったのがこのカメムシだ。なかなかに存在感がある。これはいつか見てみたいなあ、などと間抜けたことを考えていたのだが、2008年に自分で撮影した写真の中にちゃんと写っていた。

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ミナミキゴシハナアブ - Eristalinus arvorum - a Hoverfly

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南国とは言え冬だから、そんなに昆虫がたくさん出ているというわけではない。それでも丹念に花の咲いているところを探っていくと、時々変なのがいるのだ。


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タイワンツチイナゴ - Bombay Locust - Patanga succincta

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天真爛漫に生き物の写真を撮っているように見えるかも知れないが、それなりに試行錯誤や紆余曲折があるのであって、実は昆虫をどう撮ってどう仕上げるか、このところずっと迷っていた。


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セアカツノカメムシ - Acanthosoma denticauda - an acanthosomatid stink bug

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最近、震災疲れか、間も悪くて、なかなか出かけられない日々が続いている。それに冬だから、虫がいないのもつらい。ハエはまだ出ないかとコンポストを覗いたり、駅に向かう道で、地味な蛾を一匹見て緊張したりしていたが、この状況を見かねたか、越冬カメムシが挨拶に出て来た。

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ウシアブのなかま - a Horse Fly

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前に撮った写真を整理していたら、見落としていたアブを見つけた。雑に撮ったものだが、それでもやはり、双翅類は眼が命、という感じはよく出ている。そうだ、今年はもう少し真面目に双翅類の眼を撮ろうじゃないか、と、寒い部屋でシュルシュル手をこすりながら思うのだった。

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ヒョウマダラ - Timelaea albescens formosana - A Nymphalid Butterfly

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数はあまり多くないが、台湾の山の手の原生林のなかを、ひょろひょろと飛んでいるのを時々見かける。ただ落ち着きのない蝶で、滅多に止まらない、いや、正確には止まるのだが、止まったと思ったらすぐまた飛び出す。撮影しているとストレスのたまる蝶である。

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