10/24/09 00:19 category:
dictyopteraまだよく見ると蜂も飛んでいるし、トンボや蝶もいる。ヒメアカタテハなどはこの季節に唐突に出てくる。それでも、やはり吹く風は冷たいし、どこか全体に寂しい。ブロックの塀に、公園の手すりに、行き場をなくしたようなカマキリが止まっているのがやたらと目立つ。そのカマキリもすっかり成熟し、外の環境とのアンバランスが世代の終わりを痛感させる時期になった。もうすぐこいつらの一生も終わろうとしている。
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10/08/09 03:50 category:
lepidopteraシロチョウでも、純朴そうな奴から悪そうな奴まで、いろいろと顔にバリエーションがあるが、こいつは後者の方だ。風が爽やかな高原を透き通った白い翅でひらひらと飛んでいると言っても、近づくと結構どぎつい... と書いた後でわかったのだが、これはシロチョウじゃなくてアゲハだった。いやはや。
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09/29/09 01:35 category:
lepidoptera日本もすごいがパリも異常気象で、一昨年の夏、八月中旬にパリをかすめた時の地上温度は17度、九月初めにもう一度着陸した時の地上気温に至っては13度だった。夏はどうしたのだ、と友人に訊ねると、五月が夏みたいだったんだけどねえ、と口々に答える。それでも、アフリカ帰り、日焼けした薄着の東洋人が怪しい風体で町の公園で鳥を撮影していても、虫を追っかけていても、誰も全く関心を示さないという、別な意味でのクールさは健在である。やっぱりパリは多少寒いくらいの方が「らしい」のかな、と妙に納得するのだった。 view photo...タグ:鱗翅目, チョウ, タテハチョウ科, europe/ヨーロッパ, ジャノメチョウ亜科, ジャノメ
08/16/09 04:23 category:
lepidoptera先に逝った友に、と思って探したがぴったりしたのがない。こんなので我慢してくれ。俺も足を舐めてやればよかったな。>S東山羊の生贄のような首筋のフサフサを含めて容姿にも隙がないが、それよりノンネマイマイというおよそ蛾離れ、いや虫離れした名前が気になる。 view photo...タグ:鱗翅目, ヤガ, ドクガ科, japan/日本, ドクガ, ガ
08/06/09 02:23 category:
lepidoptera蛾の中でも器量がよいもの、というとリストにあがってきそうな蛾。ちょうど満月が出ていたりするとうっとりするほど美しい。月夜に緑の蛾、よい感じである。
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07/26/09 04:31 category:
lepidopteraあんまり、上の方に止まってこちらを見下ろしてもらいたくない感じである。
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07/26/09 02:29 category:
coleoptera去年近くをうろついたときに昼間その姿を認めていたから出てきたこと自体には驚きはなかったが、改めて見直せばやはり大きいし、硬いし、ごつごつしているし、無様だし、恐ろしいし、凄いのだった。あんまり凄くて、ちょっともうこれからどうしたらいいのか、自分でも判らずに困っているような感じだ。蛾の観察中に背中にいきなり着陸してきたから思わず払ったが、払った後にシロスジカミキリと知って却って恐縮してしまった。 view photo...タグ:鞘翅目, ハムシ上科, カミキリムシ科, カミキリ, japan/日本
07/08/09 19:43 category:
lepidopteraいろんな生き物とお近づきになりたいと願っているが、正直なところ、まだ蛾というのがどういう連中なのか全然わかっていない。当然、近所の猫のように、おす!と言えばにゃあ!と返事をするような境地に至るまではまだまだ時間がかかりそうである。
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06/11/09 01:10 category:
lepidoptera前に他のジャノメのところでも書いた記憶があるけれど、ヒカゲとかナンベイヒカゲとか呼ばれている蝶はよい。地味だけれど大きくて、ぬっと出ると郷土の名士という風格がある。
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05/17/09 00:00 category:
hymenoptera同じ種かどうかまではわからない(が、場所は近いし多分同じで、ニッポンヒゲナガハナバチあたりに寄生しているのだと思う)けれど、前回に続いて二度目の登場なのは、やはり少し惹かれるものがあるからだ。ルックスもフォトジェニックだし、見ているとよくこの写真のように、葉っぱに食らいついているのも面白い。夕方などにぶらさがって休息している姿も見かけるが、「顔を洗う」にも、こうやってガブっと葉に食らいつき、全く自由になった肢で身繕いをしている。重みで体が下を向いたりもしないし、顎が強いんだなあ、そして、体が軽いんだなあ、と改めて感心した。 view photo...タグ:膜翅目, ミツバチ科, japan/日本, ハナバチ