pmnh wildlife portrait archive : insects

クロテンフユシャク - Inurois membranaria - an Inurois geometer moth

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葉っぱが落ち、最後の大物、ヒメヤママユあたりが息絶えると、さすがに昆虫もみな動かない態に入るが、有り難いことに、そんな寒い中でも出てくる蛾はある。

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モンオビヒメヨトウ - Dysmilichia gemella - an Owlet Moth

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九月の声を聞くと、もう灯を慕ってくる虫もめっきり少なくなってくる。少し前までは、観察をする僕にカブトだのクワガタだのがブンブン体当たりしてくるのに閉口していたのだが、もう随分さびしい。

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キンスジコガネ - Mimela holosericea - "Kinsuji Kogane" Scarab Beetle

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川を渡って護岸の鉄梯子を上ったところのコンクリに、きれいなコガネムシが止まっていた。


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カラカネトンボ - Downy Emerald - Cordulia aenea amurensis

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遠いところへ行くと、鳥や獣も違うくらいだから、虫などは色々違ってはなから面白い。あまりに遠過ぎて、同定の資料がなかったりするのも困るが、北海道くらいだと適度に離れていてよい感じだ。まぁブラキストン線は、昆虫の場合は当てはまらないことも多いようだけど。

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マツキリガその2 - Japanese Pine Beauty #2 - Panolis japonica

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五年前も同じようなことを書いているが、春が来て、じわじわと草木も芽吹いてくると、今までの地味な、秋冬の専門職みたいな蛾に加えて、いかにも個性的な蛾の連中が現れてくる。

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ニホンセセリモドキ - A Teak Moth -Hyblaea fortissima

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そよ風の吹く心地よい晴れの日、内村川から塩田平へ向かう峠道をのぼってゆく。もうじっとしていられないとばかりのテングチョウが一頭、二頭、いや五頭、十頭、追っかけたり、追払ったりしているのをほけっと眺めていたが、足許によわよわと飛んでいる別のものを見つけた。

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