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[這いずり日記] ぐずつく春。天の巻その二~長野方面2019/4

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空の巻その2。時系列なので、先月の後半分。


出席の悪い不良どもについて。トラツグミが三月末から数個体やって来て、夜明け前にあの情緒豊かな鳴き声を細く響かせていたのだが、ここ二週間気配が感じられない。ウソは今年は姿を見せなかった。近辺で繁殖例があるというジョウビタキは、四月に雌雄連れ添うようになり、あるいはと思ったが、その後姿を消した。あとは何だろう、メボソムシクイはまだ見ていない。アカハラは一羽見た。

多い少ないで言うと、とにかく今年はシジュウカラがとりわけ多い。冬の間、大きな群れを形成している個体群がいて、アトリにくっついて地面食をしつつ生き延びた。それがどこまで残ったのかはわからないが、縄張りのない群れとしてまだ存在しているように見える。とにかく合計の数は例年よりさらに多い。

しかし、今年はキビタキオオルリが割と多いので、全般にカラフル。黄色い玉、青い玉が頻繁に視界に入って、幸せな気分になる。密度が高い上に虫の発生が遅れているので、オオルリまで至近距離に来て止まったりするのがまた嬉しい。

ああ春はよいなあ。

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↓これが天下異動、君王遇害の凶兆という白虹貫日の幻日環+環水平アーク+内暈の三重奏。縁起悪そう
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地の巻その一
地の巻その二
空の巻その一
空の巻その二
水の巻その一
水の巻その二
水の巻その三


[写真撮影 : 2019/04 - 長野県] [photo data : 04/2019 - Nagano]
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