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[這いずり日記] 長野方面 2016/冬その2

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前回東京に出た直後に、山では40cmの積雪があった。以後はごく普通の冬になっていて、降ったり止んだり、積もったり融けたり。寒い日の最低気温は -15C、暖かければ -5C。

でも全体としてはあまり雪は多くないかも知れない。20-30cm というところ。車も滑らないし、ツボ足でも特段には困らない。

鳥の少ない冬という傾向はそのままで、ほんとうに寂しい。渡り鳥と言えば、
シロハラなどわづかなツグミ類と、ルリビタキジョウビタキ、あとはカシラダカとミヤマホオジロくらい。今年はカヤクグリもなんとかマシコも、そしてなんとかレンジャクも、ずいぶんご無沙汰だ。

しかし、ちょっと前から小屋の周りに気配があるハトくらいの鳥は、まだいる。時々敏感にこちらに気づいて、地面から飛び立ち、短距離の直飛でまた地面に落ちる。直感からするとシギみたいな飛び方。ツグミや地面鳥ではない。何だろう?何だろう?と考えていたが、谷筋に下りると、目の前をシギが飛んで行くではないか。アオシギ。岩の陰に半身を隠し、じっとこちらを見ている。とすると、謎の地面鳥もアオシギかもしれない。確かに、小屋の周りの地面、と言っても、細流のあるところにしか居ないし。

いずれにしても、ヒドリガモの群れが日本画のように目の前で方向回転したり。川床ではセグロセキレイがはいつくばっていたり。雪のない水の流れは要注意だ。

あとはまぁ普通。ウサギが時々目の前を走って去って行く。センサーカメラには、
鹿、狐、リス、といういつもの連中。鹿は少ないがちゃんといるし、カモシカやテンも引き続き健在。陽射しが徐々に強くなってきて、ああもう一つの峠は越したなあ、とちょっと感慨にふける。

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↓これはダイヤモンドダスト。-10C を下回った朝に、室内でヌクヌクしながら見られる。
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[写真撮影 : 2016/02 - 長野県] [photo data : 02/2016 - Nagano]
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