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ニホンリス - Japanese Squirrel - Sciurus lis

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先日のエントリでミズキの樹液をリスが食べて云々、と書いたが、説明不足のようだったので、写真とともに補足いたします。

小屋は渓流に近く、ミズキの木がよく生えている。この木はこの辺では六月に小さな花をたくさんつけてきれいだが、秋になるとブルーベリーのような、草食動物の糞のような小さな実を毎日毎日毎日バラバラバラバラと小屋の屋根に落としてちょっとうるさいという一面もある。

で、この木に、オレンジ色のプラスチックのようなものがべっとりとついていることがある。ずっと粘菌だとばかり思っていて、僕も最近知ったばかりなのだが、これは実はミズキの豊富な樹液が、幹につけられた傷から流れ出て、それが発酵して変じたものらしい。

その、オレンジ色のつやつやと固まったものを、リスがうまそうに食べるのである。おいお前正気か、とじっと眺める猿にも動ぜず、目を細めて、こりこり、もぐもぐ、と幸せそうに食べる。つがいになっているから、雄、雌、代わる代わる来ては食べる。

まぁ百聞は一見に如かずであるから、写真を見ていただきたい。インターネットを調べていたら、岩手では「あかっこ」と読んで味噌汁の具にする(Foresting)、らしい、の、だが、引用されていた県庁のページが削除されていてよくわからない。また、リスが食べたせいかどうかはわからないが、現在はあっという間に消えてなくなった。色々と謎の多いアカッコだが、これはいずれ、リスに嫌われない程度には採集して、味噌汁の具にせねばなるまい。

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ついでにその前後の写真を何枚か。

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[写真撮影 : 2015/04 - 長野県 - 約20cm - 個人的博物館本館の温帯林・寒帯林のほ乳類のページへ]
[photo data : 04/2015 - Nagano, Japan - abt.20cm - go to "
Wild and domestic mammals found in temperate & cold woodland" in the main site]
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