pmnh wildlife portrait archive : other life forms

オカダンゴムシ - Armadillidium vulgare - Pill Bug (Woodlouse)

最も身近な甲殻類、オカダンゴムシ。甲殻類だから、飢饉の時は食べればあるいは海老・蟹のような味がするのでは、とも思うが、腐敗植物質を食べているようなので厳しいかも知れない。それ以前に、食べるところがあまりなさそうである。だいぶ昔、フランスの湿地帯にあった田舎の食堂で、勢いでザリガニを注文した時のことを思い出す。泥のような煮汁に、10cm くらいのザリガニがゴロゴロと転がっており、げんなりしつつも殻を取ると、中は肉というより糸くずのような消化器官ばっかりであったという、そういう記憶である。味は泥の味がし、食感は糸くずの食感であった。 view photo...

アフリカクチナガワニその2 - African Long-snouted Crocodile - Crocodylus cataphracus

調子に乗って、このワニももう一枚、今度はカラーで。



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アフリカクチナガワニ - African Long-snouted Crocodile - Crocodylus cataphracus

ワニとかピラニアとかに得も言われぬ恐怖感を感じるのは、実際に危ない、ということももちろんあるわけだけれども、それと同じくらい、下の方から湧いて出てくる、という点に理由があるような気がする。気配のないところから忽然と巨体を浮かび上がらせ、泡とともにまた瞬時に消える。地面の上で這い回っている哺乳類にはなかなか難しい相手である。
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ヒキガエルのなかま(盤古蟾蜍)その2 - Central Formosan Toad - Bufo bankorensis

このヒキガエル、もう一枚。



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ヒキガエルのなかま(盤古蟾蜍) - Central Formosan Toad - Bufo bankorensis

今週は両生類の写真を整理しているので、カエルのストックから、盤古蟾蜍。ヒキガエルを見ていると、こんな動作で世の中を生き抜いていけるのか、他人事ながらいつも心配になるのだが、取りあえず家の近所では元気に徘徊しているから、まぁ大丈夫なのだろう。ただ、ツボカビだけは何とかしてもらいたい。カエル飼ってる人、本当によろしくお願いします。 view photo...

カワリイワジリス - Rock Squirrel - Otospermophilus variegatus

木の幹や枝を華麗に伝っていくのが木リスで、時々倒木や岩の陰からひょこっと顔を出し、またストン!と消える憶病者がこの地リス。気配を消しているとうっかりすぐそばに顔を出したりするので、いろいろ遊ばせてもらった。

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ホオジロマンガベイ / ホオジロシロマブタザル - Grey-cheeked Mangabey - Lophocebus albigena

猿というより小鬼という名称がふさわしい、この世に属しているのか、あの世に属しているのか、ちょっと判然としない生き物が、こっちに来いよ、魔界にようこそ、と語りかけてくる。

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スインホーキノボリトカゲ - Swinhoe's Japalura - Japalura swinhonis

しばらく見つめあっていたが、美しい個体だった。



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セグロジャッカル / セグロオオカミ - Canis mesomelas - Black-backed Jackal

ラーメン王・武内伸=ワンサの訃報に憮然として。


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ニホンカナヘビ - Japanese Grass Lizard - Tackydromus tachydromoides

まぁ、本州を歩いていたとして、トカゲといっても普通はヤモリ、ニホントカゲ、ニホンカナヘビくらいしか居ないから、茶色くてかさかさと乾燥肌っぽいのがカナヘビということになるのだが、その乾燥肌も近寄って見ると案外とワニ革のハンドバッグみたいなのだった。クモにせよ、カナヘビにせよ、春の出始めは元気があってよろしい。 view photo...

テグートカゲのなかま - Green Garden-Lizard - Ameiva ameiva

たまにはトカゲを。スリナムの飯屋で、なんだかわからないが東洋人の女性がオリンピックのマラソンで優勝したらしい、へえ、今オリンピックやってんのか、なんて話をしてから、そうか、もう四年経つのか。

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マンドリル - Mandrill - Mandrillus sphinx

大して深くもなく、取り立てて変哲もないような林の下を、異形のモノどもが行進していく。ギャップが大き過ぎて、何だか現実感に乏しい。


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カバ - Hippopotamus amphibus - Hippopotamus

振り向くと、そこにカバ。


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アオウミガメ - Green Sea Turtle - Chelonia mydas

そうそう、めでたいと言えばこいつが居た。あまり楽しそうな写真ではないけれど、それは亀があまり楽しそうでないのだから仕方がない。


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