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[這いずり日記] 長野方面 2016/初夏その1

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二週間弱、下りずに山にいた。もう蝉も鳴いているし、けだるい夏の雰囲気がじゅうぶん漂っている。だから初夏ということにした。

変化の多い時期に比較的ながく留まっていたので、これは、というまとまった感想なり描写なりは出てこない。横着にも箇条書きにしよう。

- ツツドリが定着して、外で鳴き真似をすると様子を見にやってくる。
- ツツドリに加え、カッコウ・ホトトギスも到着した。ホトトギスは少なめ。
- 15分くらい上った林に、
コルリが来ている(当地では初認)。
- オシドリのつがいが定着している。巣の所在は不明。
-
ノジコは今年すくない。
- 昨年
リスが定着した目の前のスポットに小振りのリスが様子を見に来ている。
- キイロスズメバチは5/末に営巣開始。
-
カミキリトンボも出ている。
- クロアゲハ、ミヤマカラスアゲハ、カラスアゲハは三種同時発生した。
-
ウスバアゲハ、キマダラヒカゲなどはいつも通り。
- セイボウも既に出た。
- 大きい蛾はエゾヨツメくらい。
スズメガはまだ少ない。
- 花は咲き出すもの、終わるもの、それぞれに目まぐるしく記録と整理が追いつかない。目ぼしいものを挙げれば、イカリソウ、ツマトリソウ、ギンラン、ササバギンラン、マイヅルソウ、フタリシズカ、オドリコソウ、アマドコロ、など。
- 霞んだ日が多く、雲のきれいな日はすくない。
- 山の雪は北面もほぼ終わり。ただ富士山と槍穂高のみまだ白い。

以上で簡単な現状報告は終わり。途中から合流していた理事はまさかの花粉症を発症し、二日ほどで全快した。確かに、外に出していた車などは黄色の花粉に覆われている。なんだろう、クルミかミズキか。

↓今の季節の色、明るい青がきれいなカラーバージョンにしようと思っていたが、ここはひねくれて白黒にした。みんな爽やかだと気持ち悪いし。
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甲斐駒北面の現在位置。
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もう林は鬱蒼と茂って。
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田植えも終了した。
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コルリの林から下りてくる。
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上を見上げれば。
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こいつらどこから出てきたんだろう。
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ぼやっとした雲がこの季節らしい。
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色彩の過剰とでも申しますか
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[写真撮影 : 2016/05 - 長野県] [photo data : 05/2016 - Nagano]

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