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[這いずり日記] 長野方面 2014/冬その2

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地元で計画停電があったのにあわせ、山で四泊。もう寒い。


寒いというか、本格的に寒い。日にもよるが、もう最低気温は氷点下11℃まできて、日中でも平気で-7℃とかになる。だいたい小屋の辺で、一日の最低気温が夏場、最高で20℃、冬の最低が -17℃、というところなので、だいぶ底に近づいたとも言えるが、それでも寒いものは寒い。

雪もこれで根雪かな?と思えるくらいには降ったので、ごそごそと哺乳類の探索に出かける。
鹿の足跡は満遍なくあるが、去年よりはやはり目立って少ないようだ。それでも、小屋のすぐ先のセンサーカメラには、くつろいで一眠りする子鹿が写ったりしているから、いることはいる。

鳥は相変わらずの
ミヤマホオジロとアトリ、ルリビタキとジョウビタキ、カラ類とツグミ類などに加えて、マヒワが今年も北の方から到着。薮にカヤクグリが一羽。オオタカかハイタカ、そして山では初見のダイサギが川に。雪で連中も厳しいから、あまり暢気に徘徊してはいないが、よく見ていると、軒につり下がったアシナガバチの巣を、シジュウカラが懸命につついていたりするのが見える。

雪が降ったあと(というか始終降っているのだが)陽も差さず、風も吹かないので、枝に積もったそのままで白く凍っている。そして美しい。これは、雪の降る中にいる人間だけが見ることの出来る特権だ。というわけで、写真は、枝のごちゃごちゃ(笑)
中心に数枚。

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[写真撮影 : 2014/12 - 長野県] [photo data : 12/2014 - Nagano]
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