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[這いずり日記] 大事に至らず〜長野方面2017/冬その2

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先週切られた舌先の抜糸と、残してきた仕事の完遂のために山に戻る。しかし、理事の都合ですぐ都会にまた戻って来た。

ただでさえ理事がいると火をガンガン焚くので暖かいのに加え、温暖な日が続いたので、ぽかぽかと暖まる三日だった。抜糸するまで食事には難儀したが、あとは特段、何もなし。ただ如何せん時間がとれずに、探索もほとんどなし。まぁ善哉。

相変わらず冬鳥がぱっとしない。しかし、僕は見ていないが、
シロハラがやっと出てきたそうだ。去年はシメとシロハラが一羽ずつ、小屋の前に居座っていたが、まだシメは全く見ていない。同じように、この季節になると小屋によってくるミソサザイは健在。毎日夕刻、窓の外でこちらを眺めている。マヒワとミヤマホオジロは平年並み、カシラダカは不調。ルリビタキも少ない。ツグミは未だに現れない。冬鳥ではないが、エナガの一群が、少し先のユキヤナギをねぐらにしている。そう言えば、三ヶ月ぶりにツミを見た。鳥を追っていた。

外で日向ぼっこしていると、生き残っている昆虫やクモも同じ場所に集まってくる。とりわけ、これから越冬に向かうオツネントンボが群れている。油断すると顔に止まるので面倒くさいが、ある種の連帯を感じざるを得ない状況なので、できるだけ邪険にはしない。そう言えば、キタテハのような蝶が飛んでいったが、あれはこれから越冬するテングチョウの今年最後の方の飛翔だったかもしれない。

そういう事情で、午後に一回だけ散歩に出ただけなので、写真も少ない。

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[写真撮影 : 2017/11 - 長野県] [photo data : 11/2017 - Nagano]

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