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[這いずり日記] 長野方面 2014/冬その1

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二日ほど東京で雑事を済ませ、また用事をすませるために下りるまで、山で四泊。


今年は雪が遅く、結局11月は降らなかったのだが、月が代わった途端、耐え切れなくなったように、とうとう降雪がはじまった。いったん始まると、もう一切堪えが利かなくなるようで、太陽が出ていようが、雲に隠れていようが、のべつまくなしに白いものが舞っている。抜けるような青空の日なのにどこからか雪が降ってくるというのは納得が行かないが、ここからは見えない、山の上が雪なのだ。そして風で雪だけが飛ばされてくるのだ。

(と思っていたが、谷間で降っている雪が吹き上げられてくることもあるようだ。いずれにしても、何でもあり)

今年は
ミヤマホオジロの当たり年で、比較的大きなグループがいくつか、近隣に滞在している。アトリも一部は去ったが、20-30羽ほどの群れがおり、これは残るだろう。あとはルリビタキ、ジョウビタキ、ツグミがほんの少々。カラの皆さんは、今年は大同団結し、本州に棲息するすべてのカラが同一群を形成して移動している。昨年の反省かも知れないが、よくわからない。

昨年に比べると鹿を視認することがすくないが、センサーカメラには丸々と肥えた
タヌキ、若いキツネなどとともに、落ち葉に鼻を突っ込んで何か(何だろう?)を食べている鹿の姿は多くとらえられているので、健在のようだ。キツネも、鹿も、時々夜中に哀しげな声を上げて鳴いている。

今年はあまり積もらないとよいな。

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↓上の方は異界になっていた。

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前回も登場した同じ木。寂しげになりました。

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[写真撮影 : 2014/12 - 長野県] [photo data : 12/2014 - Nagano]
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