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[這いずり日記] 鳥が渡ってきた〜長野方面2016/秋その6

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三寒四温の逆で、どんどん寒かったり暑かったり、暑い時、昼間の気温は20度を越えるが、寒い日の明け方はとうとう摂氏1.6度まで来た。冷えた夜に遠くからフクロウの声が響くとちょっと沁みる。

鳥の世界には動きがあって、とうとう冬鳥がやってきた。まずはアトリの群れ。それからオナガガモ。丹念に見ると見かけないヒタキがいたり、川筋にソウシチョウの群れが出たり、薮で隠密行動する小鳥がいたり、なにかと慌ただしい動きが出てきた。

虫は少ないなりに
トンボハチカメムシがまだ目立つ。越冬場所を探すクサギカメムシの大群が今年も小屋にも来ているが、寒いと網戸の外側にしがみついて「中にいれて〜」と言い、暑いと網戸の内側にしがみついて「外に出して〜」という。真に勝手だが、いずれにせよ見つけ次第外に放り投げている。夜、明かりを灯すと、もうクスサンは出なくて、ヒメヤママユ、それからムラサキシタバあたりの時期になっている。時々、それにカメノコテントウが混ざる。

赤坂見附で桜が桜が咲いていると理事が言っているが、山の方でもスミレとかヒメフウロとか、今年は多少狂い咲きがある。場所によってはまだアザミやマツヨイグサが残っているところもあり、こんな季節に咲いて、と思っていたが、見ていると
ホウジャクの大きいの、小さいのが時々訪花しているようだ。

いちおう、絶賛店じまい中:アカツメクサ、ヒメジョオン、マツヨイグサ、クサノオウ、オオバコ、アラゲハンゴンソウ、ススキ、ノコンギク?、セイヨウタンポポ、ハキダメギク、イヌタデ、アキノエノコログサ、ナギナタコウジュ、この他に未同定ノギクとか未同定アザミ、未同定スミレ、ヒユとかあり。

キノコと紅葉は今年はダメという雰囲気だったが、それでも紅葉はそれなりに進んできた。というか、ほとんどピーク。小屋の裏に一本朴の木があり、毎年紅葉したら写真を撮ってみようと思いつつ、気づくと盛りが過ぎているパターンを繰り返していたが、今年はうまい具合に気づいたので、今回はホオノキの写真を中心にしてみる。茶色くなったの、まだ青いの、その間に黄色とオレンジのスペクトラムがあり、葉の大きさとあいまってなかなかに迫力がある。

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[写真撮影 : 2016/10 - 長野県] [photo data : 10/2016 - Nagano]
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