pmnh wildlife portrait archive : travelog

[這いずり日記] 長野方面 2015/秋その5

1510ttzw21_w
病院の検査(ルーチン)とか、その他冬支度の準備やらで、また山に一週間。最初はなま暖かかったが、終盤寒くなってきて、とうとう最低気温は -1.8度まで下がった。

氷点下ということでいうと去年より数日遅いが、-1度以下となると、去年より二週間早い。今年の冬は寒いのかも知れない。とは言え、晴れれば昼間は暖かい。そして毎日よく晴れた。積み残していた作業を次々と片づけて、気分は良いが体は節々筋肉痛である。

鳥はとうとう冬鳥が現れだした。第一号は
ルリビタキ。第二号は驚いたことにベニマシコ。そして第三号はカシラダカ。カシラダカなんて、四月一杯くらいは残っていたのだから、ちょうど半年ぶりということになる。例年に比べ鹿は鳴かないしあまり見ないが、センサーカメラにはキツネの子とともに写っている。これからは冬鳥と哺乳類の季節。

昼ご飯を外に出すとキイロスズメバチが直ちに検分に来るし、チェンソーを使っていると
クロスズメバチが調査にやって来るが、あとはトンボやバッタが目立つくらいで、虫はもう寂しい。夜になっても蛾もわづか。ただ、見たことのない、毛深くて大きなムシヒキアブが出た。双翅類はなんだか分けの分からないときに変なものが出ることがあるようだ。

絶賛開花中は、カタバミ。アメリカセンダングサ。マツヨイグサ。シロツメクサ。ノコンギク。ハルジオン。ハキダメギク。アカツメグサ。イヌタデ。アカツメクサ、ハキダメギク、ハルジオンあたりを除いたらもう閉店準備中だ。

1510ttzw21
1510ttzw22
エゾエノキの紅葉はライムグリーン
1510ttzw23
1510ttzw24
1510ttzw25
1510ttzw26
1510ttzw27


[写真撮影 : 2015/10 - 長野県] [photo data : 10/2015 - Nagano]
[Sleeker_special_clear]