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[這いずり日記] 長野方面 2014/秋その2

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途中、用事で一日東京にとんぼ返りしたり、仕事の理事を東京に帰したりしたが、また一週間。邪魔がないので、東京より仕事がはかどるし、何より気分が良いので、基本ポジションは山の方にある。

生き物はすっかり寂しくなって、簡潔に言えば、リス、留鳥、トンボ、バッタ、ハチ、ハエ。というところだ。晴れれば、わづかに残っている野菊に、かっこいいメバエとか、狩人蜂とかがしがみついていて、日向にトンボやバッタが群れる。だから僕も、背中に陽光を浴びて、じっくり腰を下ろして一匹一匹と相対した。背後でカケスとヒヨドリがやたらうるさい。

とは言え撮影対象が豊富というわけでもないので、いきおい、空だとか雲だとかの写真が多くなる。見上げると、胡桃の実も全部落ちて、こんどは葉っぱが落ち出している。紅葉、というほどの紅葉はないが、それでも紅葉もはじまっているのだった。

またやむを得ぬ用事を片づけに東京に戻ると、裏でひゅーひゅーと久しぶりのタヌキが挨拶に来た。そろそろつがいだろうか。

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[写真撮影 : 2014/10 - 長野県] [photo data : 10/2014 - Nagano]
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