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[這いずり日記] 長野方面 2013/冬その3

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一月ぶりに夫婦揃って長野詣で、四泊。ちょうど12月24日25日をまたいだので、クリスチャンの理事にはホワイトクリスマスのおまけ付き。


昨冬よりは暖かいが、それでも最低気温は-10C をとうとう越え、本格的な冬に入った。最高気温も、日によっては5C行くか、行かないか。少しずつ迫ってきた雪の最前線に標高1200mの我等が小屋もとうとう飲み込まれ、これから数ヶ月、雪の中の暮らしになる。

二人揃ったので、カーテンレールをしつらえたり、ガスのメーターを調整してもらったり、雑用がいろいろと片づいた。山の生活はシンプルなので、何か作業をすると必ず直接的な恩恵が手に入る。くたびれることもあるけれど、分かりやすくてこれはたのしい。

鳥は都会と違って多くの種類が薄く存在するようで、なかなかコンスタントな観察ができない。前回山ほどいたコガラを今回は見ない、というようなことが頻繁に起こる。したがって見逃している種類も多いと思うのだが、今回の冬の新顔は
シロハラとベニマシコ。逆に去年、冬の間定住していたオオマシコはまだ見ない。その他、ヤマドリを見た。

夜に雪が降った翌日は、しーんとして鳥も静かだ。どうしているのだろう?とサクサク歩き回ると、常緑樹の林に集っていた。地面が露出していて、餌も探しやすいのだろう。よく見ると
リスまでいる。人が植えたヒノキの林はともすると陰気で華やかさに乏しいが、ほかの樹木が葉を落とした現在、そこはかと暖かみのある場所になっている。おもしろい。

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[写真撮影 : 2013/12 - 長野県] [photo data : 12/2013 - Nagano]
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