pmnh wildlife portrait archive : travelog

[這いずり日記] 長野方面 2013/冬その2

1312ttzw11_w
センサーカメラの回収、小屋の冬支度、その他の用事を片づけに、一週間ぶりに二泊。


劇的な変化はないのだけれども、少しずつ、少しずつ、冬は深まっている。到着した日は雪。翌日は晴れたり曇ったりだったが、随時雪がぱらついた。降った雪が消え、また降り、積もるという量にはなかなか達しないが、打診のような降雪が続く。気温は日にもよるが最高が7〜8度、最低が -5〜-8度くらい、積雪のラインは北面で1100m、南面で1800m といったところだろうか。

それでも慣れというものはあるので、外で作業をしていて汗ばみ、上着を脱いで温度計を見ると氷点下3度だったりする。寒いところではあるが、例えば
道東よりは多少暖かく、また雪も少ないはずなので、なんとかなるだろう、きっと。いや多分(笑)。

鳥は山から下りてきたと思われるコガラが目立つが、あまり大きな変動はない。ツグミが北の国から到着。冬の渡り鳥四種類目。

今回は雪が降って足跡が明瞭になったので、今回は谷筋を縫うように通じている鹿道のマッピングも行った。小屋の上下250mずつくらいはだいたい辿れたが、そこから上流、また下流は今後の課題だ。近辺では今回鹿には会わなかったが、帰り道、暗くなった県道を車で走っていた時に、何を訴えたいのか並走してきた立派な牡鹿と衝突しそうになって慌てた。

写真は引き続き空の曼荼羅。

1312ttzw11
1312ttzw12


[写真撮影 : 2013/12 - 長野県] [photo data : 12/2013 - Nagano]
[Sleeker_special_clear]