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[這いずり日記] 長野方面 2013/初夏その3

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また十日ぶりに定点観測。今回は友人も含めて三人、温泉つき。



前回も書いたように、夏が来て葉が繁ってしまうと、屋根と床が完成した家のように、もう空を飛ぶ鳥や地面を歩く虫の観察が難しくなる。しかし四方を色々な葉に囲まれた空間では、さまざまな植物と昆虫がすき間を埋めつつあり、空気の濃密さは増すばかりだ。

八ヶ岳の南面でも山梨側は外来種のガビチョウの進出が著しいが、峠を乗り越えると長野側ではすくない。気ままに達者な鳴き声を響かせる鳥がいたので、一瞬ギクッとしたが、腰を落ち着けてみればクロツグミのつがいだった。

今回は夜の観察はなし。替わりに昼の虫を丹念に見たが、チョウの種類が増えたのに目を見張った。ウラギンヒョウモンだのウラジャノメだの、山の蝶がそれぞれの場所で地道に暮らしている。虫以外の大物はクロツグミとのうさぎ、、だったのだが、兎は残念ながら僕は見逃した。

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[写真撮影 : 2013/06 - 長野県] [photo data : 06/2013 - Nagano Pref.]
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