ホオジロキジラミ - a Jumping Plant Lice (Psyllid) - Cacopsilla albigena
07/06/15 00:11 category:hemiptera
小屋の仕事部屋で細々と作業を続ける深夜、今の季節は何が出てくるかわからない愉しみがあるので、時々、あい間あい間に窓を開けて、外の様子をうかがう。
もちろん、獣の音やフクロウの気配が最優先だが、部屋の灯を慕って、たくさんのヨコバイやウンカが網戸にしがみついているから、新顔はいないか、変なのは来ていないか、戻り際、丹念に確認する。すると、いたのだ。緑、白、青、茶色のものに混じって、一匹、赤い同翅類がとまっている。
米粒よりも小さくて、もうカメラというより顕微鏡で撮りたい領域だが、ファインダーで覗くと、精緻、かつ観賞用の金魚のように派手。なんだかすごいものを見たなあ、と人知れず興奮する深夜二時だった。
山陰地方のキジラミ(林成多・宮武賴夫, 2012)を参考にしてホオジロキジラミとしたが、文献はほかに絶無、ここは山陰から遠く離れているので、あるいは今後の研究で近縁種とされることもあるかも知れない。あらかじめお断りしておく。
[写真撮影: 2015/07 - 長野県 - 約3mm - 個人的博物館本館の「セミ・ウンカ・アブラムシのなかま」のページへ]
[photo data : 07/2015 - Nagano, Japan - about 3mm L - go to "Cicadas, Leafhoppers, etc" in the main site]
米粒よりも小さくて、もうカメラというより顕微鏡で撮りたい領域だが、ファインダーで覗くと、精緻、かつ観賞用の金魚のように派手。なんだかすごいものを見たなあ、と人知れず興奮する深夜二時だった。
山陰地方のキジラミ(林成多・宮武賴夫, 2012)を参考にしてホオジロキジラミとしたが、文献はほかに絶無、ここは山陰から遠く離れているので、あるいは今後の研究で近縁種とされることもあるかも知れない。あらかじめお断りしておく。
[写真撮影: 2015/07 - 長野県 - 約3mm - 個人的博物館本館の「セミ・ウンカ・アブラムシのなかま」のページへ]
[photo data : 07/2015 - Nagano, Japan - about 3mm L - go to "Cicadas, Leafhoppers, etc" in the main site]
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