[這いずり日記] 霧ヶ峰 2024/初夏
06/16/24 02:35 category :travelog
諏訪湖の方に所用があり、しかも一回目の所用と二回目の所用の間に4時間の間隔があるという事態だったので、その隙間を利用して霧ヶ峰に行ってきた。
霧ヶ峰。霧ヶ峰という嘘くさい名前の高原については、小学校に上がる前と思われる頃に家族で撮影した一連の写真があり、草原で姉と馬に乗ったりしているが、ほぼ記憶にない。あれからうん十年。元から拓けてはいたようだが、ますますひらけていて、人も車も、店も家屋も多くて、上空にはパラグライダー。
車で急坂を上がり切ったところに牧草地のような二次草原が広がっている、という体験は少しヨーロッパっぽい。これでアルプスみたいに、眼前、霧の切れ間から岩の山群が展開すれば、驚きに息をのむ、とでもいうところだが、まぁ車でちょっと上ったくらいではそこまでは望めない。それでも初夏の高原だから、爽やかで気分がよい。
観光客に紛れて八島ヶ原をぐるっと一周したが、鳥はノビタキ、アオジ、モズくらいで多いとは言えない。虫はキベリタテハやイトトンボなどが見られたが、木道から出られないので観察は難しい。花はスズランやグンナイフウロが珍しかったが、あとはツツジやキンポウゲ、アヤメが目立ち、ヤマアジサイやコアジサイはこれからという頃合い、ズミとか春の花は終わっていて、つまり端境期だろうか。
上諏訪から八島ヶ原湿原まで車でざっと40分くらい。二時間ほど歩いて、また下りてきて、ちょっと買い物をして、有意義に四時間を消費した。何と言っても近いし、少しこことは違う動植物相だし、今後の自然観察のバリエーション開拓として有意義だった。行くタイミングを間違えると大混雑に遭遇しそうだけれども。
よりワイルドな、うん十年前の光景。↓
[写真撮影 : 2024/06 - 霧ヶ峰] [photo data : 06/2024 - Mt.Kirigamine, Japan]
車で急坂を上がり切ったところに牧草地のような二次草原が広がっている、という体験は少しヨーロッパっぽい。これでアルプスみたいに、眼前、霧の切れ間から岩の山群が展開すれば、驚きに息をのむ、とでもいうところだが、まぁ車でちょっと上ったくらいではそこまでは望めない。それでも初夏の高原だから、爽やかで気分がよい。
観光客に紛れて八島ヶ原をぐるっと一周したが、鳥はノビタキ、アオジ、モズくらいで多いとは言えない。虫はキベリタテハやイトトンボなどが見られたが、木道から出られないので観察は難しい。花はスズランやグンナイフウロが珍しかったが、あとはツツジやキンポウゲ、アヤメが目立ち、ヤマアジサイやコアジサイはこれからという頃合い、ズミとか春の花は終わっていて、つまり端境期だろうか。
上諏訪から八島ヶ原湿原まで車でざっと40分くらい。二時間ほど歩いて、また下りてきて、ちょっと買い物をして、有意義に四時間を消費した。何と言っても近いし、少しこことは違う動植物相だし、今後の自然観察のバリエーション開拓として有意義だった。行くタイミングを間違えると大混雑に遭遇しそうだけれども。
よりワイルドな、うん十年前の光景。↓
[写真撮影 : 2024/06 - 霧ヶ峰] [photo data : 06/2024 - Mt.Kirigamine, Japan]
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