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[這いずり日記] 長野方面 2014/初夏その5

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まだ梅雨、降ったり止んだりの山中へ四泊。


今回は僕と理事のほかに、外国から里帰り中の理事の無二の親友が加わって、三人という構成になった。僕は静かに毎日を過ごしたが、女二人はのべつまくなし、始終飽くことなくおしゃべりに興じていた。男の僕から見ると、なんであんなことをあんな風に語らって楽しいのだろうか、と思うが、まぁそれはお互い様。

雨のせいと、来客のせいで夜の虫の観察は一回お休み。もっぱら昼の鳥と虫を見たが、だいたいいつもの連中が出ているだけで、新顔には乏しかった。それでもホシミスジとか、ハナカミキリとか、少しずつ盛夏に向けた面子が揃い始めた。あと久しぶりに子鹿を一頭、リスも久々。

外で声がするので出てみると、ノジコの子(推定。自信なし)が窓ガラスにぶつかったか、落ちてひっくり返っている。しばらく様子を見てから対応を決めることにし、3mほど離れて座っていると、やがて、ひっくり返ったのが起き上がり、ヘロッとしていたのがキリッとしてきたと思う間もなく、ノジコの繁みの方へ一直線に飛んでいった。その間、約五分。

不在中に東京で停電があったと言うし、東京の旗艦機の生存の痕跡が確認できないので嫌な気がしていたが、帰って確認すると、スイッチングハブがひとつ、外付けハードディスクがひとつ、それぞれ昇天していた。停電のせいではないらしい。急な暑さのせいだろうと納得することにした。

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[写真撮影 : 2014/07 - 長野県] [photo data : 07/2014 - Nagano]
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