[更新情報] ベトナムの鳥 その7 (フォンニャ=ケバン+α 1/2)
07/27/23 18:37 category :update info
上は稲村岩ですか?という感じの、いかにも石灰岩という風情の釣り鐘状の山が連なっているが、下は全体に観光客の多い、少しく開けた感じの場所で、少数民族と思われる子供が途方に暮れながら果物を売っていたりする。
観光地では物足りないので、車でラオス国境に上り、山の中で自然観察、という目論見があったのだが、当日、車を降りて徒歩で鳥を見ている最中、運悪く政府の偉いさんの視察コンボイと鉢合わせするというアクシデントがあり、一日を無駄にしてしまった。国境の検問所で、なぜカメラを持った外国人をこのような場所でうろうろ放し飼いにさせているのであるか(推定)、と高官が顔面蒼白のバオちんに説教している間、僕は彼らの向こうに見える、無数のシロチョウの群舞の写真が撮りたくて仕方なかったのだが、理事に固く腕を掴まれて果たせなかった。白いの、黄色いの、うす緑色の、後にも先にも、あのような大規模なシロチョウの群舞は見たことがない。
毒気も抜かれてしまったし、暑いし、旅も終盤、皆くたびれてきていたから、あとは洞窟下りのボートに乗ったり、川岸にバオちんと腰掛け、観光で訪れている若い娘を品定めしたりしてゆるゆると過ごした。暗くなると、ものすごい数のホタルが出ていた。
あとはやはり17度線のすぐ南にあるバオちんの家が面白かった。バオちんのお母さんが理事に興味津々で。あんた若そうに見えるけどいくつ?(想像)-> パスポート見せて頂戴よ -> ギャハハハ、あらこの人若そうに見えるけど私とトシ変わんないよ、ほらみんな見て見て面白いよ、やはり興味津々で集まってきた近所のオバサン連中とパスポート片手に大笑い。まぁこの辺はアジア人同士は気楽だ、と思ったのだが、その後立ち寄った、財産家と思しいバオちんのお姉さんの都会の家は、サルにはじまった珍獣珍鳥を漬けた酒の瓶で埋め尽くされていて強烈。言葉が出なかった。だいたい、応接間に通されるなり、巨大TVにSMAPのコンサートが映し出されていた時から、ちょっと嫌な予感がしたのだ(SMAP自体は歓迎の意だったらしい)。
ともあれ、今回の更新リスト。事情を反映して、普通種中の普通種みたいのが多い。強いて言えば、ラオスモリチメドリあたりが変な鳥。
Babblers: Oriental White-eye, Pin-striped Tit-Babbler, Sooty Babbler;
Bulbuls: Black-crested Bulbul, Sooty-headed Bulbul, Stripe-throated Bulbul;
Cuckoos: Asial Koel, Green-billed Malkoha;
Cistocolas: Common Tailorbird, Dark-necked Tailorbird;
Drongos: Greater Racket-tailed Drongo;
Ducks: Domestic Duck, Chinese (domestic) Goose, Unidentified Swan;
Pigeons: Domestic Pigeon, Red Turtle-Dove, Spotted Dove;
Flycatchers: Blue Whistling-Thrush, Indochinese Blue Flycatcher, Slaty-backed Forktail;
Hawks: Brahminy Kite;
Herons: Chinese Pond Heron, Intermediate Egret, Little Egret, Pacific Reef-Egret.
チメドリ: ハイバラメジロ, ムナフムシクイチメドリ, ラオスモリチメドリ;
ヒヨドリ: *クロボウシヒヨドリ, コシジロヒヨドリ, キビタイヒヨドリ:
カッコウ: オニカッコウ, オニクロバンケンモドキ;
セッカ: オナガサイホウチョウ, ノドグロサイホウチョウ;
オウチュウ: カザリオウチュウ;
カモ: アヒル, シナガチョウ;
ハト: ドバト, ベニバト, カノコバト;
ヒタキ: インドシナヒメアオヒタキ, オオルリチョウ, セアオエンビシキチョウ;
タカ: シロガシラトビ;
サギ: アカガシラサギ, チュウサギ, コサギ, クロサギ.
写真は順不同。あと一回で14年前のベトナム編は終わり。
↓全般に女性の表情があかるい。
↓稲村岩
↓洞窟(鍾乳洞)と観光船。コウモリは視認できず
[写真撮影 : 2009/08 - ベトナム中部] [photo data : 08/2009 - Central Vietnam]
観光地では物足りないので、車でラオス国境に上り、山の中で自然観察、という目論見があったのだが、当日、車を降りて徒歩で鳥を見ている最中、運悪く政府の偉いさんの視察コンボイと鉢合わせするというアクシデントがあり、一日を無駄にしてしまった。国境の検問所で、なぜカメラを持った外国人をこのような場所でうろうろ放し飼いにさせているのであるか(推定)、と高官が顔面蒼白のバオちんに説教している間、僕は彼らの向こうに見える、無数のシロチョウの群舞の写真が撮りたくて仕方なかったのだが、理事に固く腕を掴まれて果たせなかった。白いの、黄色いの、うす緑色の、後にも先にも、あのような大規模なシロチョウの群舞は見たことがない。
毒気も抜かれてしまったし、暑いし、旅も終盤、皆くたびれてきていたから、あとは洞窟下りのボートに乗ったり、川岸にバオちんと腰掛け、観光で訪れている若い娘を品定めしたりしてゆるゆると過ごした。暗くなると、ものすごい数のホタルが出ていた。
あとはやはり17度線のすぐ南にあるバオちんの家が面白かった。バオちんのお母さんが理事に興味津々で。あんた若そうに見えるけどいくつ?(想像)-> パスポート見せて頂戴よ -> ギャハハハ、あらこの人若そうに見えるけど私とトシ変わんないよ、ほらみんな見て見て面白いよ、やはり興味津々で集まってきた近所のオバサン連中とパスポート片手に大笑い。まぁこの辺はアジア人同士は気楽だ、と思ったのだが、その後立ち寄った、財産家と思しいバオちんのお姉さんの都会の家は、サルにはじまった珍獣珍鳥を漬けた酒の瓶で埋め尽くされていて強烈。言葉が出なかった。だいたい、応接間に通されるなり、巨大TVにSMAPのコンサートが映し出されていた時から、ちょっと嫌な予感がしたのだ(SMAP自体は歓迎の意だったらしい)。
ともあれ、今回の更新リスト。事情を反映して、普通種中の普通種みたいのが多い。強いて言えば、ラオスモリチメドリあたりが変な鳥。
Babblers: Oriental White-eye, Pin-striped Tit-Babbler, Sooty Babbler;
Bulbuls: Black-crested Bulbul, Sooty-headed Bulbul, Stripe-throated Bulbul;
Cuckoos: Asial Koel, Green-billed Malkoha;
Cistocolas: Common Tailorbird, Dark-necked Tailorbird;
Drongos: Greater Racket-tailed Drongo;
Ducks: Domestic Duck, Chinese (domestic) Goose, Unidentified Swan;
Pigeons: Domestic Pigeon, Red Turtle-Dove, Spotted Dove;
Flycatchers: Blue Whistling-Thrush, Indochinese Blue Flycatcher, Slaty-backed Forktail;
Hawks: Brahminy Kite;
Herons: Chinese Pond Heron, Intermediate Egret, Little Egret, Pacific Reef-Egret.
チメドリ: ハイバラメジロ, ムナフムシクイチメドリ, ラオスモリチメドリ;
ヒヨドリ: *クロボウシヒヨドリ, コシジロヒヨドリ, キビタイヒヨドリ:
カッコウ: オニカッコウ, オニクロバンケンモドキ;
セッカ: オナガサイホウチョウ, ノドグロサイホウチョウ;
オウチュウ: カザリオウチュウ;
カモ: アヒル, シナガチョウ;
ハト: ドバト, ベニバト, カノコバト;
ヒタキ: インドシナヒメアオヒタキ, オオルリチョウ, セアオエンビシキチョウ;
タカ: シロガシラトビ;
サギ: アカガシラサギ, チュウサギ, コサギ, クロサギ.
写真は順不同。あと一回で14年前のベトナム編は終わり。
↓全般に女性の表情があかるい。
↓稲村岩
↓洞窟(鍾乳洞)と観光船。コウモリは視認できず
[写真撮影 : 2009/08 - ベトナム中部] [photo data : 08/2009 - Central Vietnam]
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