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アメリカザリガニ - Louisiana Crawfish - Procambarus clarkii

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東京で用事があり戻っていたが、天気も宜しいので、では久しぶりに裏の公園まで散歩しようということになった。

このブログでも10年前くらいはよく登場していた「裏の公園」。以前は毎日探索に勤しんでいた()が、だいたいもう見切りをつけて、最近は滅多に行くことはない。見切りはついているが、勝手知ったる道。久しぶりだから、それなりに発見もあって愉快に進んでゆく。

わあ!鳥(ヒヨドリとムクドリ)の密度だけだったら南米なみ!だとか、なんでカルガモの群れに一羽だけオナガガモの♀がいるんだ?(後から男衆が飛んできた)だとか、噴水の横でヒヨドリが代わる代わる水浴びダイビングしてる!だとか、木陰にゴイサギの子供が潜んでるぞ!だとか、懐の深さはないけれども、手軽な自然観察も楽しい。相変わらず、印象派の絵みたいに潅木や下草を目の敵みたいに刈っちゃうのが、僕から言わせれば西洋風の庭園と自然公園の混同だと思うけれども。

帰り道、夕暮れ、人と一緒は嫌だし、一緒と見られるのも嫌だから、望遠レンズを抱えたおっさん連中がたくさん右往左往してる池の周りを避けて、足早に工事現場のなかの遊歩道を進んでいくと、足下に何かいる。危うく踏みとどまって地面をのぞき込むと、アメリカザリガニが一匹、僕を見ながら必死の威嚇ポーズを取っているのだった。

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必死マックスなのかフリーズしてしまったのかよく分からないが、最初にわっ!と腕を広げたまま、微動だにしない。夕暮れでよく見えないし、人通りも自転車通りもあるから、お前そこでそんなことしてると潰されるぞ、と諭しても、勿論、微動だにしない。理事が「どうしたらいいの」と聞くので、枝をお箸にしてつまんで安全な場所で投下、ということにあいなった。

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西洋人には真似できまい、という熟練の箸さばき(笑)で、理事がさっとつまんで草むらに持っていく。威嚇ポーズのザリガニは「お前らわが輩に何をする!」と怒鳴りつつ(妄想)、威嚇ポーズを取ったまま、あえなく近所の草むらに投下され、そこで威嚇ポーズを継続していた。何か訴えたいことがあったのかも知れないが、すまんが分からなかった。まぁ達者で暮らせ。

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夕暮れの写真だし、寂しいので、十年ほど前にフランスの
カマルグで撮ったアメリカザリガニの写真を追加しておく。

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全身はこんな。クリックで拡大。

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片手のない奴。

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今回はあと、久しぶりにショウリョウバッタを見られたのは良かった。


[写真撮影: 2018/11 東京都 / 最後の三枚は 2010/08 カマルグ - 約10cm - アメリカザリガニ科 - 個人的博物館本館のエビ・カニのなかまのページへ]
[photo data : 11/2018 @ Tokyo + 3 last photos @ Camargue, France 10/2010 - about 100mm - Cambaridae - go to "
Crustaceans" in the main site]
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