アカウシアブ - 'Akaushi-abu' Horsefly - Tabanus chrysurus
07/27/22 23:21 category:diptera
このところ雨が降ったり止んだりする日が多くて、しっかりとは出かけずに小屋の周りでうろうろ観察することが増えている。まぁ今日もあまり大した奴は出ないな、と、二三日前の曇った日、坂道のところに立っていたら、地面に何やらいることに気付いた。
一瞬、弱ったスズメバチ?と思ったが、元気なアカウシアブだった。雄。山のもう少し上の方に行くと時々見かけるが、この辺ではすくない。年に一度、見るか見ないかくらい。
陽射しもない暗い日で、色の多少地味なのは残念だったが、何やら地面にあるものに熱中しているようなので、そろそろと近づく。サンダル履きで出てきているくらいなので、ライトもストロボもない。まぁ光を当てると複眼の見え方が違ってくるし、あとは根性と忍耐で何とかすることに決めて、這いつくばり、マクロレンズを近づけて息を止めた。この位の大きさのものにこの位まで近づければ、そのままファインダー越しに複眼のデコボコも観察できる。それにしても何て巨大なセンサー。
以前、別な場所で見たものを二枚追加しておく。近くの山の上の♀と、山陰の♀。
↓これは三年前、出雲で
↓これは六年前、近所の山で
[写真撮影 : 2022/07@長野県1200m + 2016/08@長野県1800m + 2019/07@島根県 - アブ科 - 約25mm - 個人的博物館本館のハエ・アブのなかまのページへ]
[photo data : 07/2022@Nagano(1200m) + 08/2016@Nagano(1800m) + 07/2019@Shimane(400m) - Tabanidae - abt. 25mm L - visit the main museum (“True Flies, Robber Flies and Tabanid Flies”)]
陽射しもない暗い日で、色の多少地味なのは残念だったが、何やら地面にあるものに熱中しているようなので、そろそろと近づく。サンダル履きで出てきているくらいなので、ライトもストロボもない。まぁ光を当てると複眼の見え方が違ってくるし、あとは根性と忍耐で何とかすることに決めて、這いつくばり、マクロレンズを近づけて息を止めた。この位の大きさのものにこの位まで近づければ、そのままファインダー越しに複眼のデコボコも観察できる。それにしても何て巨大なセンサー。
以前、別な場所で見たものを二枚追加しておく。近くの山の上の♀と、山陰の♀。
↓これは三年前、出雲で
↓これは六年前、近所の山で
[写真撮影 : 2022/07@長野県1200m + 2016/08@長野県1800m + 2019/07@島根県 - アブ科 - 約25mm - 個人的博物館本館のハエ・アブのなかまのページへ]
[photo data : 07/2022@Nagano(1200m) + 08/2016@Nagano(1800m) + 07/2019@Shimane(400m) - Tabanidae - abt. 25mm L - visit the main museum (“True Flies, Robber Flies and Tabanid Flies”)]
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