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ウラジャノメ - Woodland Brown - Lopinga achine

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毎年梅雨の頃になると少しだけ出てくる、秘密の友だちみたいなジャノメ。何せ小屋の周りでしか見たことがない。

中型のジャノメ、具体的に言うとクロヒカゲ、ヤマキマダラヒカゲとこのウラジャノメは、生まれ出ると領土視察といった風情で小屋にまずやって来る。一日くらい居ついて、テーブルクロスについたケチャップの染みなんかをちゅーちゅーと吸って、あとは林に戻って行く。

今年は出ないな、とちょっと気をもんでいたが、6月26日に現れた。こんちわー、という風情で、僕の顔の周りをパフパフと飛んで、やっぱりケチャップの染みをちゅーちゅー吸って去って行った。顔の横を飛ぶと、ふわふわと羽ばたきの風が顔に当たって、いい心持ちになる。

姿形で言えば、何と言っても、ジャノメの目の数が極限まで多くて、かつ大きくて、ゴージャスなグラフィックがすばらしい。でもだいたい雨降りの、薄暗いところで出会うので、あまりパッとした写真にはならない。

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↓テーブルクロスの下で待機中
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写真は古いのは 2013年から、数日前のものまで混ざっている。
あ、調べたら、昨年は 6/25 に現れていた。人間の感覚より正確だな。


[写真撮影: 2013/06 + 2020/06 + 2021/06 - 長野県- 開長約5cm+ - 本館のいわゆるタテハチョウのなかまのページへ]
[photo data : 06/2013 + 06/2020 + 06/2021 - Nagano, Japan - wingspan abt 5cm+ - go to "Emperors, Pansies, Tortoiseshells.." in the main site]


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