クシヒゲシマメイガ - a snout moth - Sybrida approximans
11/20/15 01:05 category:lepidoptera
ビジュアルという点で言えば昆虫では蛾ほど面白いものはないが、この蛾もなかなかにすごい。
意匠が二次元に向かう連中もいるけれど、この蛾は徹底して三次元志向である。しかし、どこに向かっているかは今一つよく分からない。カマキリへの擬態という英語の一文も読んだが、同定も違っているし、いまひとつ当てにならない。
ともかく、フサフサから竹ヒゴがにゅっと出たような独特な肢、バタフライの飛び込みのように伸ばした前肢、翅を割ってエビ反りさせた腹、昔のカップケーキに入っていた赤いぐにゃぐにゃした玉のような紋様、どこかに勝算があるのに違いない。
ただ擬態であるなら、触覚の畳み方、前肢の伸ばし方などから見て、先っちょの方を頭に見てもらいたいのかな、という気はする。そうするとカマキリ、というのも全く分からないではない。ただ、形、そして大さはカマキリよりカマキリモドキに近い。
[写真撮影 : 2014/08 - 長野県 - 開張約30mm - 個人的博物館本館のメイガ・マドガなどのなかまのページへ]
[photo data : 06/2015 - Nagano, Japan - wingspan about 30mm - Pyralidae/Pyralinae - visit the main museum ("Snout Moths, Picture-winged moths, Fruitworm Moths & Relatives")]
ともかく、フサフサから竹ヒゴがにゅっと出たような独特な肢、バタフライの飛び込みのように伸ばした前肢、翅を割ってエビ反りさせた腹、昔のカップケーキに入っていた赤いぐにゃぐにゃした玉のような紋様、どこかに勝算があるのに違いない。
ただ擬態であるなら、触覚の畳み方、前肢の伸ばし方などから見て、先っちょの方を頭に見てもらいたいのかな、という気はする。そうするとカマキリ、というのも全く分からないではない。ただ、形、そして大さはカマキリよりカマキリモドキに近い。
[写真撮影 : 2014/08 - 長野県 - 開張約30mm - 個人的博物館本館のメイガ・マドガなどのなかまのページへ]
[photo data : 06/2015 - Nagano, Japan - wingspan about 30mm - Pyralidae/Pyralinae - visit the main museum ("Snout Moths, Picture-winged moths, Fruitworm Moths & Relatives")]
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