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セダカコガシラアブのなかま - A Small-headed Fly - Philopota sp.

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響灘に浮かぶ小島の、人も余り通わないような山のはずれ、林が途切れて陽射しが当たっている静かな一角で、花の周りに集っていた一群の「せむし」状双翅類。


調べると口吻がつん、ととても長く伸びていて、吸蜜に適応しているほか、頭部が下を向いているため、その長い長い口吻を腹側に収めておくことができるようだ。何か人知れず重いものを背負っているのかと思ったが、そうでもないらしい。英語では spider fly とも言うようで、それは幼虫がクモに寄生することに起因するのだと思う。

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例によって双翅類の分類は困難、あるいは不可能なので、この同定は信頼できないことをお断りしておく。

[写真撮影 : 2012/04 - 蓋井島 - コガシラアブ科 - 6-7mm - 個人的博物館本館のハエ・アブのなかまのページへ]
[photo data : 04/2012 - Futaoi Is. Japan - Acroceridae - abt. 6-7mm L - visit the main museum (“
True Flies, Robber Flies and Tabanid Flies”)]
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