pmnh wildlife portrait archive : insects

シュモクバエのなかま - A Stalk-eyed Fly

0708shumokubae002_w
ガボンにいたシュモクバエのなかま。宇宙から侵略にやってきたような顔をしているが、このマッチ棒のような、線香花火の玉のようなものが確かに複眼だ。


森の中、バイに下りて草むらでごそごそしていた時に見つけて、本人はいやー、アフリカまで来た甲斐があった、と大喜びした個体だが、理事に見せても、他のヒトに見せても、あ、そう。で相手にしてもらえず、悲しい思いもした。

その時はこれは珍しいハチではないのかな、とかひとり興奮していたのだが、日本に帰ってきて有名なシュモクバエの仲間と知った。そう言えば、性選択がどうのとか、X染色体がどうのとか、何か本で読んだような記憶がある。いや、そんな情けないことではいけないのだが、まぁ、何と言うか、そういうわけで、嬉しいような恥ずかしいような、甘酸っぱい写真を二枚。背中にアンテナも立っております。

0708shumokubae002
0708shumokubae001

[写真撮影 : 2007/08 - ガボン・イヴィンド国立公園 - シュモクバエ科 - 10mm内外 - 個人的博物館本館のハエ・アブのなかまのページへ]
[photo data : 08/2007 - Ivindo, Gabon - Diopsidae - abt. 10mm L - visit the main museum (“
True Flies, Robber Flies and Tabanid Flies”)]
[Sleeker_special_clear]