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ロクショウグサレキンのなかま - Green Elfcup - Chlorociboria sp.

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カモシカが糞場にしている斜面の溝があって、そこの様子を見に行ったら青緑色のキノコが出ていた。

明確な特徴があるだけに、調べたらすぐロクショウグサレキン属というところまでは分かった。ただ似た二種があり、胞子も見たけどその先、ロクショウグサレキン Chlorociboria aeruginosa なのか、あるいはロクショウグサレキンモドキ Chl. aeruginascensなのかまではわからないので、ここではロクショウグサレキンのなかま、としておく。いずれにしてもちっこい。

生えている枯れ木を緑青色に染め上げるというだけあって、子実体はずいぶん長持ちするようだ。最初に見つけたのが 8/29、最新の確認が昨日 9/14、大きくなるわけでもなく、崩れるわけでもなく、ただ同じように出ている。

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ちなみに今年のキノコは昨年ほどの勢いはないが、それでもシーズンだけに色々出てはいる。僕の好きな(笑)ツノシメジも昨年と同じ場所に元気に出てきた。


[写真撮影 : 08/2019 - 長野県 - 傘の径約3-5mm - 個人的博物館の菌類のページへ]
[photo data : 08/2019 - Nagano, Japan - about 3mm-5mm dia. (umbrella) - go to "fungi" in the main site]


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