pmnh wildlife portrait archive : insects

クロスジギンヤンマ - Blue-spotted Emperor - Anax nigrofasciatus

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子どもの頃のあこがれ、ギンヤンマ。いろいろ待ったけど、やっと撮影できた。


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マルクビツチハンミョウ - an oil beetle - Meloe corvinus

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毎年この季節になるとフデリンドウが出てくる場所があるので巡回すると、這いつくばった視線の先の枝を、傲慢というか、弱気というか、ともかくこの無様な甲虫が尻を引きずりながらのろのろと歩いているのに気づいた。

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イトトンボのなかま - Blue-ringed Dancer - Argia sedula

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アメリカの辺境まで来ても、トンボはトンボだし、イトトンボはイトトンボの姿をしている。しかし一方で色彩は見たことがない鮮やかな色だった。がっかりとうれしいで一勝一敗みたいな。


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ヒメモクメヨトウ - Purple Cloud - Actinotia polyodon

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数は多くないけれど、夏になると時々出てくる中くらいの蛾で、ざっくり言えば柄がちょっと独特できれい。


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ナンベイルリジャノメのなかま - a Ringlet - Pareuptychia ocirrhoe

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南米のスリナムに行ったのは 2004年だから、もう一回り以上昔になる。あまり前のことで、だいぶ記憶がかすれてきた。


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ハガタベニコケガ- a Footman Moth - Barsine aberrans

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コケガは都会にも近縁種がいて、その近縁種が東南アジアにもいたりして、わりと身近で美しい小品、といった趣がある蛾だ。


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ハタケヤマヒゲボソムシヒキ - a Robber Fly - Grypoctonus hatakeyamae

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晩秋に小屋の近辺に出てくる、ちょっとインパクトのあるムシヒキ。昨年の11月の日記に「ただ、見たことのない、毛深くて大きなムシヒキアブが出た。双翅類はなんだか分けの分からないときに変なものが出ることがあるようだ」とある。

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シロスジキノコヨトウ - Stenoloba jankowskii - a Noctuid Moth (a Beauty)

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あまり人聞きが良くないから大声では言わないが、今の僕の山の夏の夜の愉しみは、何と言っても蛾の鱗粉観察だ。


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アオカナブン - "Ao Kanabun" Flower Chafer - Rhomborrhina unicolor

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夏の暑い時、秋の登山に備えたトレーニングに疲れて石に腰掛けると、横にこれが並んで座っていて、僕よりだいぶくたびれていた。


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ヤマヤブキリ - a Katydid - Tettigonia yama

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夜、明かりを灯して蛾の鱗粉模様を撮影していると、足下にキリギリスが来てじっとしていた。カメラを構えても動ぜず、撮るならば撮れ、という風情なので、縦から、横から、いろいろ撮影した。作品としてはどうもしっくり来ないけれども(笑)、標本写真のようにいろいろ並べてみた。

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クロホウジャク - a Hummingbird Hawkmoth - Macroglossum saga

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ホウジャクというのは蜂雀でスズメガの仲間だ。この辺でも、水辺の花が集まったところなどに現れて、ブンブンと蜜を吸っているところを見かける。


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イボタガその2 - Japanese Owl Moth #2 - Brahmaea japonica

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というわけで、アイドルであるイボタガの二回目、ちょっとだけ引いてみました篇。前回書いた通り「他の追随を全く許さない、孤高のグラフィック。」

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イボタガその1 - Japanese Owl Moth #1 - Brahmaea japonica

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他の追随を全く許さない、孤高のグラフィック。日本でも台湾でも、この蛾はまぁある種の僕のアイドルであったから、春になると小屋にもイボタガがやって来ることが判ったときは、ずいぶんと嬉しかった。もちろん、いまでも嬉しい。

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スギタニキリガ - Perigrapha hoenei - a Noctuid moth

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まだまだだけれど、ぽつ、ぽつ、と中型の蛾が出てきた。これでエゾヨツメやイボタガが出てくれば、いよいよ虫のシーズンも始まり。

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アカハナカミキリ - A Flower Longhorn - Corymbia succedanea

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山に行くと、花にもいるし、家の中にも来るし、いちばん近しいカミキリムシのひとつ。Aredolpona succedaneaとも。


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ツガカレハ - A Lappet Moth - Dendrolimus superans

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巨大とは言えないが、大きめ。決して派手な蛾ではないのだけど、色といい、質感といい、重厚で実直そうな佇まいだ。重鎮、という描写が似合う。

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ヨツスジヒメシンクイ - a Tortricid Moth - Grapholita delineana

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客人をつれて山の高原を案内していた時、ふと目を落とすと、へんなのがいたのだった。

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オオツノトンボ - an Owlfly - Protidricerus japonicus

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だいぶ前に東南アジアに住んでいる西洋人から、トンボなのにヘンな触角がついている不気味な昆虫を見つけた!と相談されたことがある。そうそうそれは Owlfly だよ、と返事をしたものの、まだその頃はきちんと観察できたことはなかった。

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ハンミョウ - Japanese Tiger Beetle - Cicindela japonica

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10年前に高知の山の中で撮ったハンミョウ。もう10年か。早いな。


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オオアオイトトンボ - A Spreadwing - Lestes temporalis

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小屋周辺で現時点までに生息が確認されている四種類のイトトンボのうち、一番大きくて、二番目に多くて、二番目にゴージャスなイトトンボ。

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クシヒゲシマメイガ - a snout moth - Sybrida approximans

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ビジュアルという点で言えば昆虫では蛾ほど面白いものはないが、この蛾もなかなかにすごい。


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ラミーカミキリ- Blue-tinted Longhorn Woodborer - Paraglenea fortunei

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甑島に渡る前、船が出るまでまだ時間があるので、朝、九州本島側の内陸で、ごそごそと低地を這い回っていたのである。


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コアオハナムグリ - a Chafer - Gametis jucunda

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ほかの甲虫が次々店じまいしていくなか、敢然と大発生し、アザミに、野菊に、喰らいついていたコアオハナムグリ。名の通り花の奥へ、奥へと潜り込んで行くが、その過程で逆立ちするのも厭わない。

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シオカラトンボ - Common Skimmer - Orthetrum albistylum speciosum

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東京の家の玄関の先に常駐していたシオカラトンボ。ちゃんと♀をつかまえてつがっていたから、また次の代も出てくるだろう。

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オニヤンマ - Golden-ringed Dragonfly - Anotogaster sieboldii

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梅雨が明けて八月になると、オニヤンマが出てくる。今年はアブがあまり出なかったが、アブの出る年は不埒なアブを一斉検挙する勢いが痛快だ。

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ウンモンテントウ - A Giant Lady Beetle - Anatis halonis

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東京などの平地では見ない、ちょっと小洒落た紋様のテントウムシ。雲紋というよりは、日蝕の紋様に見える。

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ホオジロキジラミ - a Jumping Plant Lice (Psyllid) - Cacopsilla albigena

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小屋の仕事部屋で細々と作業を続ける深夜、今の季節は何が出てくるかわからない愉しみがあるので、時々、あい間あい間に窓を開けて、外の様子をうかがう。

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イチモンジチョウ - White Admiral - Limenitis camilla

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イチモンジチョウの、裏面の赤い紋様が好き。


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チャイロスズメバチ - Brown Hornet - Vespa dybowskii

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小屋の外壁、軒下はスズメバチやアシナガバチが大好きで、昨年は軒下だけでコガタキイロスズメメバチの大きな巣がひとつ、アシナガバチの小さな巣が七つもぶらさがった。

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モンキアゲハ - Red Helen - Papilio helenus

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南日本に来ると、蝶の種類が違っていてたのしい。


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タカネトンボ - A Striped Emerald - Somatochlora uchidai

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小屋では常連、というよりほとんど見かけないトンボだ。外でぼけっとしていたらふらっと来たので、ちょっと指に止まってもらうと目玉がうつくしい。なだめたりすかしたり語りかけたりして、しばらく撮影に付き合ってもらった。

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キンセスジウグイスコガネ - Glorious Scarab - Chrysina gloriosa

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降参しました!と言わんばかりな、英語の「栄光のコガネ」「華麗なコガネ」「まばゆいばかりに美しいコガネ」に比べると、和名の事務的なこと。まぁ、日本にいない生き物だから致し方ない。アリゾナではその辺の山の中をごそごそと歩き回っていた。

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キオビツヤハナバチ - A Small Carpenter Bee - Ceratina flavipes

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久しぶりにハナバチ、アジサイの花の上で。季節感はまるでないが、まぁ今はなかなか虫の見られない季節なのでやむなしとする。

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ミヤマクワガタ - 'Miyama' Stag Beetle - Lucanus maculifemoratus

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ガメラ対ギロンとか、昔の怪獣映画を思い出す。そう言えば、昔の怪獣は自然の生き物にモチーフを得たものが多かった。今でもそうなのかも知れないが、よくわからない。

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オオゾウムシ - Japanese Giant Weevil - Sipalinus gigas

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ゾウムシにはきびきびしたのは少なくて、鈍重なのが多いが、これはなかでもその王様。カニのような、松の枝のような手足の質感に風格があってすばらしい。

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ハガタエグリシャチホコ - a Prominent - Hagapteryx admirabilis

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赤くてもう何が何だかわからないルックスもすごいが、名前も十分すごい。



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アカアシカスミカメ - A Plant Bug - Onomaus lautus

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ぱっと見、カメムシというよりアリンコみたいに目に映る地味な奴だが、よく見ると光沢や透かし紋様があってそれなりに立派だ。


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マルアワフキ - A Spittlebug - Lepyronia coleopterata

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虫の世界にも品格や風格があるとしたら、アワフキなんかにはずいぶん立派な奴がいる。小さいけれど。やたら物事に動じない風なのもよい。


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オオマエグロメバエ - a Thick-headed Fly - Physocephala obscura

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先月の旅日記のところでちょっと書いたところの、わづかに残っている野菊にしがみついていたかっこいいメバエ。


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キンイロアブ - A Horse Fly - Tabanus sapporoensis

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山小屋近辺では、夏、とりわけ七月にアブが出てくるが、八月になるとヤンマに食べられたりして一気に減ってくる。何種類かいるが、一番キラキラして器量のよいのがこいつ。ブロンドの体毛に緑の瞳がすばらしい。

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シダクロスズメバチ - a Hornet - Vespula shidai

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秋が深まってきて、懐かしい日向で林檎などを剝いて食べていると、これがふいとやってきて、林檎の皮につく。もう冬も近いし、お互い余計なことをする気もないから、奴は林檎の皮をかじり、僕はぼっとそれを見ている。風が吹いて、そうこうしているうちにまた秋が深まっていく気がする。

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ホシミスジ - A Sailer - Neptis pryeri

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蝶が軒並みふるわない今年の夏にあって、ひとり気を吐いたホシミスジ。とは言っても、写真の印象とはきっとちょっと違って、あまり目立たず、ひょうひょうと樹間をあそぶ小型の蝶だ。

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ルリボシカミキリ - A Long-horn Beetle - Rosalia batesi

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皇帝オオムラサキの欠席が濃厚な今年の夏、代役はこのカミキリということになるだろうか。


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コムラサキ - Freyer's Purple Emperor - Apatura metis

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梅雨明けが遅かったせいか、オオムラサキがなかなか出てこない。夏の王様、というか皇帝の出現を祈りつつ、今回はもう一つの皇帝とする。


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カブトムシ - Japanese Rhinoceros Beetle - Trypoxylus dichotomus

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よい子の大好きなかぶと虫。


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アカスジキンカメムシ - A Shield-backed Bug - Poecilocoris lewisi

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キンカメムシはどれもルックスがすばらしいが、これも日本では三本の指に入るくらいの素敵な外見のカメムシ。図鑑を見ると「歩く宝石」とまで書いてある。


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ヨツボシトンボ - Four-spotted Skimmer - Libellula quadrimaculata asahinai

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昔の写真より、水際の千手観音。


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スジボソヤマキチョウ - Lesser Brimstone - Gonepteryx mahaguru aspasia

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まだ夜は氷点下だし、花もほとんど開かず、春とは言っても甚だ心許ない。それでも枯葉だらけの林に目を凝らすと、雑巾のような蝶がひらひら、ひらひら、と飛んでいるのに気づく。

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クマバチ - Japanese Carpenter Bee - Xylocopa appendiculata

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春になって、山の明るい斜面でクマバチがホバリングしているのを見るのはたのしい。そのとき背中の木の高いところでメジロが懸命に囀っていたら、かなり幸せ。

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アヤトガリバ - Buff Arches - Habrosyne pyritoides derasoides

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2012年6月。このときはたくさん蛾をみたが、その中で異彩を放っていた一頭。


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オオヒラタシデムシ - A Carrion Beetle - Eusilpha japonica

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久しぶりに甲虫。できるだけシックにまとめてみたけれど、実物はどこか図々しいというか、不気味さを漂わせた虫だ。下を見ながら歩いていると、よく足下で交尾していたりする。

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ナナフシのなかま - an Unidentified Stick Insect

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蛾はひとやすみ、新年は趣向を変えてナナフシから。


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ウスイロギンモンシャチホコ - a Prominent - Spatalia doerriesi

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もう季節的に刮目するような虫はなかなか出ないので、蔵出しシリーズその一、今年の梅雨時に見たシャチホコガ。


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オオトビサシガメ - An Assassin Bug - Isyndus obscurus

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同じ節足動物とは言え、近寄ってみるとムシというよりはなんだか毛ガニみたいなサシガメだった。越冬場所を物色中の雄のようだが、少し他の虫とは違う威厳のようなものがある。


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セダカコガシラアブのなかま - A Small-headed Fly - Philopota sp.

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響灘に浮かぶ小島の、人も余り通わないような山のはずれ、林が途切れて陽射しが当たっている静かな一角で、花の周りに集っていた一群の「せむし」状双翅類。


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ヒメヤママユ - A Silkworm Moth - Saturnia jonasii

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同工異曲ではあるが、季節のものなので、もう一つ行ってしまえ。



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クスサンその2 - Japanese Giant Silkworm #2 - Caligula japonica

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同じ種ばかりより、できれば新種がよいので今回はヒメヤママユ、と決めていたのだが、変心して二度目のクスサンにした。ローマ皇帝の名前を戴くだけあって、この季節の山では王様の風格がある。

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チャマダラエダシャク - a Geometrid Moth - Amblychia insueta

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八ヶ岳(というか日本の山)で蛾の番付を作るなら、イボタガは見たことないから休場中として(笑)、横綱がヤママユ、スズメガは大関、関脇にシタバガとトモエくらいかな、とか前にも書いたことがあるが、名門シャクガ部屋にも大物がいた。

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アブラゼミ - Large Brown Cicada - Graptopsaltria nigrofuscata

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今年はアブラゼミが少なかった。東京も一頃はミンミンゼミが減り、ニイニイゼミがほとんど絶滅して、終わりに出てくるツクツクボウシを抜かしたらアブラゼミの天下だったような時期もあったが、色々と変動があるようだ。そもそも昼間鳴かなくなったし。

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エゾゼミその2 - Tibicen japonicus - A Tibicen Cicada #2

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ふと見るとぶっといエゾゼミがのそっとそこに居た。大物らしく、撮影しても動じない姿が頼もしい。(前回は羽化の写真群



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メスグロヒョウモン - A 'Damora' Fritillary - Damora sagana

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なんだかわからないがこのヒョウモンは、ひじ掛けに獅子の彫刻のついた趣味の悪い椅子が大好き。だからついでに僕も玉座に腰掛けてヒョウモンをはべらす。


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ヒメシジミ - Silver-studded Blue - Plebejus argus

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ジメジメの草原に小さい連中が集っていた。



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エゾスズメその2 - "ezo suzume" Hawk Moth #2 - Phyllosphingia dissimilis

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前回に続いてエゾスズメ。というか、今回また趣向の違った写真が撮れたので、ついでに掲載するもの。あわせてご覧下さい。


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エゾスズメ - "ezo suzume" Hawk Moth - Phyllosphingia dissimilis

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クスサンに別れを告げてから半年余。さぁ、そういうわけで、蛾の季節の開幕。スポットライトの当たりづらいもの、という気はないでもないのだが、どうしてもフォトジェニックな大物から撮影してしまう。


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ヨコヅナサシガメ - Agriosphodrus dohrni - An Assassin Bug

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久しぶりに裏の公園、川沿いの桜並木をチェックすると、ずいぶんたくさんのヨコヅナサシガメが発生していた。連休中で人も多い。通報されて殺虫剤でも撒かれると困るので、人通りを見ながらさりげなくさりげなく撮影する(こういうくだらないことはうんざり)。

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アカネシロチョウ - Red-base Jezebel - Delias pasithoe curasena

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ムシの本格シーズンを前に、地道にきれいどころを一枚。東南アジア各地で普通種だけど、出会えば結構うれしい華やかな蝶だ。アカネというのは茜かと思っていたが、やはり赤根なのだろうか?


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シュモクバエのなかま - A Stalk-eyed Fly

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ガボンにいたシュモクバエのなかま。宇宙から侵略にやってきたような顔をしているが、このマッチ棒のような、線香花火の玉のようなものが確かに複眼だ。


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キンカメムシのなかま - A Shield-backed Bug - Lamprocoris lateralis

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台湾の山のなかにいた、すばらしくゴージャスなキンカメムシ。インナーイヤー型ヘッドフォンのシリコンチップが好物(嘘)。


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ツバメシジミ - Short-tailed Blue - Cupido argiades

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郊外や里の原っぱなどにいる普通種。ヤマトシジミよりちょっとあかぬけていて、アルミっぽい印象のあるシジミだ。ちょっと暇な時、遊んでもらうのによい。


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セナガアナバチ - A Cockroach Wasp - Ampulex dissector

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ナショナルジオグラフィックのニュースを読んでいたら、エメラルドゴキブリバチの幼虫が自分で抗菌物質を生成して宿主のゴキブリを消毒しているという話が出ていた。写真を見ると、セナガアナバチそのものなので調べると同属の近縁種のようだ。


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ヒゲナガタテハのなかま - Euriphene sp.

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ちょっと前の写真だけれど、今の傾向を続けると出す機会がないし、まぁ世間もクリスマスだったから、多少きれいなものも出しておこう。


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ミスジミバエ - A Fruit Fly - Zeugodacus scutellatus

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毎冬、どういうわけか冬になるとハエが一匹迷い込んでくる。ミスジミバエ。体に「三筋」のある「実蝿」の意味であって、もともと烏瓜が専門職の耐寒仕様らしいのだが、窓から外に追い出しても、すぐ戻ってくるのはやはり家の中の方が過ごしやすいのだろうか。

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ブチミャクヨコバイ - A Leafhopper - Drabescus nigrifemoratus

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ヨコバイやウンカ、アワフキやツノゼミといったあたりの連中は小さくて地味だが、よくみればお洒落な相貌をしているものが結構いる。


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ベニシタバ - An Underwing - Catocala electa

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八ケ岳山麓の蛾で、横綱がヤママユ、大関がスズメガだとすれば、関脇はシタバガ。いろいろ出てくるが、今回は赤い奴。


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クスサン - Japanese Giant Silkworm - Caligula japonica

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旅行記のところで、大物だとか、本物の蛾だとか、クスサンをだいぶ持ち上げたので、そのフォローがてら、クスサンの写真を掲載しておくことにする。



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リスアカネ - 'Ris Akane' Dragonfly - Sympetrum risi

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最近は夜の昆虫撮影が面白い。夜だと見られる昆虫の数が少なくなるが、昆虫は昼と夜の行動プログラムが大いに違うことが多いので、その分思いがけないコンタクトが得られることがある。


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クリシギゾウムシ - Chestnut Weevil - Curculio sikkimensis

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秋風の吹き始めた八ヶ岳山麓で見つけたニューカマー、シギゾウムシのなかま。


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ゴマフエダシャクのなかま - Obeidia lucifera - A Geometrid Moth

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うわぁ、と思わず口に出た華麗なシャクガ。写真だとチープな感じが目立つが、人工照明の下にキラキラと輝いて、lucifer という名前に恥じない立派な蛾だった。


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ベニスズメ - Elephant Hawk Moth - Deilephila elpenor

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鳥もその他も赤、赤、と来たので、予定を変更して虫も赤でいくことにした。スズメガの配色、紋様もさまざまなものがいて全く面白いのだが、これは文字通り紅一点、日本ではひとりわが道を行くベニスズメ。

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ツマグロキンバエ - A blowfly - Stomorhina obsoleta

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抱えていた仕事の一つがやっと片づいた。少し平常に戻って、双翅類の口吻の形態の研究そのニ、ツマグロキンバエ。


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オビキンバエ - Oriental Latrine Fly - Chrysomya megacephala

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他部門の同時上映中をきれいどころに切り替えたので、昆虫部門には晴れて金蝿を登場させることにした。ちょっと嬉しい。


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クサギカメムシその2 - Brown Marmorated Stink Bug - Halyomorpha halys

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さぁ次はハエのドアップで行こう!と思っていたのだが、同時上映中がカエルからマムシになったので、さすがにハエとマムシではいかにもまずかろう、ということでここは自重し、カメムシに変更した。


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オサヨコバイ - Tartessus ferrugineus - A Leafhopper

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というわけで、大東島で僕と秘密を共有したアワフキならぬヨコバイの写真がこれ。あれ?これがヨコバイなの?と調べていく過程で、ヨコバイの形態的な特徴の一つに、後肢に針葉樹のようなトゲトゲがあるという基礎をこの歳にして知る。なるほど、確かにヨコバイだ。


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ゴマダラカミキリ - 'Gomadara Kamikiri' Longhorn Beetle - Anoplophora malasiaca

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田んぼでもない、畑でもない、荒地でもない、草が生えていたり、牛が繋がれていたり、何だかよくわからない場所でホオジロの写真を撮っていたら、いきなりブン!と現れた。


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トホシカメムシ - Lelia decempunctata - a Stink Bug

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このところ半翅類の写真を整理しているので、頻繁にセミやカメムシの図鑑を参照しているが、そこで目に留まったのがこのカメムシだ。なかなかに存在感がある。これはいつか見てみたいなあ、などと間抜けたことを考えていたのだが、2008年に自分で撮影した写真の中にちゃんと写っていた。

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ミナミキゴシハナアブ - Eristalinus arvorum - a Hoverfly

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南国とは言え冬だから、そんなに昆虫がたくさん出ているというわけではない。それでも丹念に花の咲いているところを探っていくと、時々変なのがいるのだ。


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タイワンツチイナゴ - Bombay Locust - Patanga succincta

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天真爛漫に生き物の写真を撮っているように見えるかも知れないが、それなりに試行錯誤や紆余曲折があるのであって、実は昆虫をどう撮ってどう仕上げるか、このところずっと迷っていた。


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セアカツノカメムシ - Acanthosoma denticauda - an acanthosomatid stink bug

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最近、震災疲れか、間も悪くて、なかなか出かけられない日々が続いている。それに冬だから、虫がいないのもつらい。ハエはまだ出ないかとコンポストを覗いたり、駅に向かう道で、地味な蛾を一匹見て緊張したりしていたが、この状況を見かねたか、越冬カメムシが挨拶に出て来た。

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ウシアブのなかま - a Horse Fly

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前に撮った写真を整理していたら、見落としていたアブを見つけた。雑に撮ったものだが、それでもやはり、双翅類は眼が命、という感じはよく出ている。そうだ、今年はもう少し真面目に双翅類の眼を撮ろうじゃないか、と、寒い部屋でシュルシュル手をこすりながら思うのだった。

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ヒョウマダラ - Timelaea albescens formosana - A Nymphalid Butterfly

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数はあまり多くないが、台湾の山の手の原生林のなかを、ひょろひょろと飛んでいるのを時々見かける。ただ落ち着きのない蝶で、滅多に止まらない、いや、正確には止まるのだが、止まったと思ったらすぐまた飛び出す。撮影しているとストレスのたまる蝶である。

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モンキチョウ - Eastern Pale Clouded Yellow - Colias erate

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いや、お正月の蒲鉾のことを考えていたら、急にモンキチョウのことを思い出したのだった。それだけ。


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マイマイカブリ - Damaster blaptoides - a ground beetle

高度経済成長期の東京に生まれ図鑑を見ながら育った僕にとって、今こうやってあちこちを巡り歩きながら色々な生き物を確かめていくという行為は、忘れていた宿題を思い出していくことにも等しい。


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ジャノメのなかま- Bicyclus moyses - A bushbrown

形態的にはどうということのない、地味なジャノメだけれど。ガボンのあたらしい(というか初めての)蝶の図鑑を入手したので、ちょっと前の写真から。


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オオゴマダラ - Idea leuconoe - Paper-butterfly

オオゴマダラつながりで、今度は台灣のオオゴマダラ、沖縄のものと同じ種。スリランカのものより翅の形がおおらかに広がっていて、ゆったり感が強い。


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オオゴマダラのなかま - Idea iasonia - Ceylon Tree Nymph

シンハラージャに行くと、パフパフとたくさん飛んでいる。若いレンジャーが口々に胸を張って「これがスリランカの国の蝶」と言うのでそういうものか、と思っていたが、どうも帰ってきて調べると公式には違うらしい。


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テレシアシジミタテハ - Paralaxita telesia - Common Red Harlequin

チョロチョロ飛ぶ変な奴がいるのを見つけたのはいいが、暗い熱帯雨林の地面近く、何枚か写真を撮ってみたが暗過ぎてほとんど写真にならない。慌ててストロボを使用してかろうじて撮ったのがこの写真。実際乏しい自然光で見た時と若干印象は違うが、取り敢えず色は写った。

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シロテンハナムグリ - Protaetia orientalis - "shiroten hanamuguri" chafer

もう数年前のことだけれど、買い物に行く途中の道で、ピカピカのシロテンハナムグリが地面に落ちていた。この虫は昔からの馴染だ。名前のインパクトも相当なものだが、ピカピカの場合、相貌もかなりすごい。

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トホシテントウ - Epilachna admirabilis - "Tohoshi Tento" Ladybug

個人的遭遇体験の範囲内ではあるが、東京のテントウムシにも栄枯盛衰がある。子供の頃から見ていて相変わらず居るのがナナホシテントウとナミテントウ。ほとんど見なくなったのがニジュウヤホシ・オオニジュウヤホシとカメノコ。ヒメカメノコもちょっと減ったか。

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ウラモジタテハのなかま - Diaethria sp. - An 'Eighty-Eight' Butterfly

花咲く木の下でハチドリを待っていた時、出てきたのは88マークも鮮やかなこんな蝶だった。当然、ハチドリ撮影は即時に放擲された。


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クマゼミ - Cryptotympana facialis - "Kumazemi" Cicada

ホテルの駐車場を取り囲むように生える樹木が彼らの世界で、夏の一時期、ホテルの玄関口はシュワシュワと響き渡るクマゼミの音楽ホールのような様相を呈しているが、そこから離れるともうあまり居ない。


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トウキョウヒメハンミョウ - Cylindera kaleea - "Tokyo Hime Hanmyo" Tiger Beetle

六月か七月ごろになったら掲載しようと思うのだが、その頃はほかの生き物も活発になっているので、つい後回しになっていたハンミョウ。銅製の胸部と腹部の間がネジ構造になっていて、回すと取れる(嘘)。

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ミドリヒョウモン - Argynnis paphia - Silver-washed Fritillary

久しぶりに蝶を何枚か。蝶に限らず、得体の知れないものが出てきたとき一番興奮するが、オレンジ色のヒョウモンはそれに次ぐ。高原などで、さっと視界を横切っていく姿は颯爽としていてすばらしい。


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オオミズアオ - Japanese Moon Moth - Actias artemis

町を歩いていたら、クリスマスの電飾がついていたので、また、当博物館的にはクリスマスっぽい画像を一つ。と言っても世間的にはクリスマスとはほど遠い画像かも知れないと思うけれども。

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ベッコウチョウトンボ - Rhyothemis variegata

沖縄の離島、伊平屋島。ひらひらと無数のチョウトンボが舞う。僕は通りすがりだから不思議な光景としか思えないけれど、これを見慣れると特定の季節や場所が何らかの感情とともに想起されるようになるのだろうか。

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ヒメシャクのなかま - Anisodes sp.

蛾には驚かされることが多いけれど、意表をつかれたという点では最近の最高峰はこれ。ランチョンミートというか、沖縄でいうポークみたいな色と形をして、のっぺりと葉に張り付いていた。一体なにがどうすると、こういうことになるのだろう?


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イシガケチョウ - Cyrestis thyodamas - Common Map

普段はある種の蛾のように、葉の裏に吸い付くように止まるのだが、観念したのか、不都合があるのか、文字通り破れかぶれといった風情であらわれたイシガケチョウ。


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スズバチ - Oreumenes decoratus - A Potter Wasp

家の近所にマサキの木があって、この季節は蜂で賑わう。よく見ると蜂に擬態した双翅類もいて見飽きない。どういうわけか、ずんどうのがっしりしたハチよりも、ウエストのくびれた、スレンダーなハチに惹かれる。ヒメバチもいいけれど、やはりドロバチ。それも、大型のスズバチはちょっと特別な存在だ。 view photo...

カマドウマのなかま - Diestrammena sp. - A Cave Cricket

カエルと同じで跳ねるのは多分非常手段なのだと思うが、跳ぶ先は多分本人も予測できていないのだろう。とにかく、大胆に跳んで、危機的な局面を一旦リセットしようとする。自暴自棄とは言えないが、これはかなり破滅的な戦略ではないか。

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ハネナガブドウスズメ - a Hawk Moth - Acomeryx naga

あちこちでスズメガを見たが、個人的に一番好きなのは、このハネナガブドウスズメ。大胆にして精緻なモノトーンの柄がすばらしい。もっと派手な柄のスズメガがバタバタと騒いでいるところから少し離れて、この蛾がしずかに止まっているのを見るとほれぼれしてしまう。


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エゾオナガバチ - Megarhyssa jezoensis - An Ichneumon Wasp

入念な探索を終え、黄色と黒の竹のような身をしならせたオナガバチが尾を天空にかざすと、尾の末端が割けて、神父の捧げる聖体にも似た白い月がにゅっと現れた。殺戮と生殖が同時に進行する秘儀にふさわしい光景だった。

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クサギカメムシ - Brown Marmorated Stink Bug - Halyomorpha brevis

山でも里でも、冬の温泉宿の廊下でも、どこででもお目にかかるありふれたカメムシだが、都会の公園、それも春先では、かなりの重鎮である。ぬっと出たのに出会うと、久しぶりに大きな昆虫に会った驚きにしびれる。

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アミガサハゴロモ - Pochazia albomaculata - a Planthopper

この虫は、それと気付いていればと時々目に入る。編笠羽衣という和風の名前によく似合った墨色の翅と、白色の紋。一見すると蛾に見まがうソリッドなフォルム。なかなか外見に隙のない、洒落た虫である。


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オオカマキリ - A Praying Mantis - Tenodera aridifolia

まだよく見ると蜂も飛んでいるし、トンボや蝶もいる。ヒメアカタテハなどはこの季節に唐突に出てくる。それでも、やはり吹く風は冷たいし、どこか全体に寂しい。ブロックの塀に、公園の手すりに、行き場をなくしたようなカマキリが止まっているのがやたらと目立つ。そのカマキリもすっかり成熟し、外の環境とのアンバランスが世代の終わりを痛感させる時期になった。もうすぐこいつらの一生も終わろうとしている。
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ウスバアゲハ - Parnassius citrinarius - Glacial Apollo

シロチョウでも、純朴そうな奴から悪そうな奴まで、いろいろと顔にバリエーションがあるが、こいつは後者の方だ。風が爽やかな高原を透き通った白い翅でひらひらと飛んでいると言っても、近づくと結構どぎつい... と書いた後でわかったのだが、これはシロチョウじゃなくてアゲハだった。いやはや。
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キマダラジャノメ - Speckled Wood - Pararge aegeria tircis

日本もすごいがパリも異常気象で、一昨年の夏、八月中旬にパリをかすめた時の地上温度は17度、九月初めにもう一度着陸した時の地上気温に至っては13度だった。夏はどうしたのだ、と友人に訊ねると、五月が夏みたいだったんだけどねえ、と口々に答える。それでも、アフリカ帰り、日焼けした薄着の東洋人が怪しい風体で町の公園で鳥を撮影していても、虫を追っかけていても、誰も全く関心を示さないという、別な意味でのクールさは健在である。やっぱりパリは多少寒いくらいの方が「らしい」のかな、と妙に納得するのだった。 view photo...

ノンネマイマイ - Black Arches - Lymantria monacha

先に逝った友に、と思って探したがぴったりしたのがない。こんなので我慢してくれ。俺も足を舐めてやればよかったな。>S東

山羊の生贄のような首筋のフサフサを含めて容姿にも隙がないが、それよりノンネマイマイというおよそ蛾離れ、いや虫離れした名前が気になる。 view photo...

ウンモンスズメ - Callambulyx tatarinovii - "Unmon Suzume" Hawk Moth

蛾の中でも器量がよいもの、というとリストにあがってきそうな蛾。ちょうど満月が出ていたりするとうっとりするほど美しい。月夜に緑の蛾、よい感じである。

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カクモンキシタバ - "Kakumon Kishitaba" Noctuid Moth - Chrysorithrum amatum

あんまり、上の方に止まってこちらを見下ろしてもらいたくない感じである。


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シロスジカミキリ - Batocera lineolata - "Shirosuji Kamikiri" Longhorn Beetle

去年近くをうろついたときに昼間その姿を認めていたから出てきたこと自体には驚きはなかったが、改めて見直せばやはり大きいし、硬いし、ごつごつしているし、無様だし、恐ろしいし、凄いのだった。あんまり凄くて、ちょっともうこれからどうしたらいいのか、自分でも判らずに困っているような感じだ。蛾の観察中に背中にいきなり着陸してきたから思わず払ったが、払った後にシロスジカミキリと知って却って恐縮してしまった。 view photo...

クロテンケンモンスズメ - Kentrochrysalis consimilis

いろんな生き物とお近づきになりたいと願っているが、正直なところ、まだ蛾というのがどういう連中なのか全然わかっていない。当然、近所の猫のように、おす!と言えばにゃあ!と返事をするような境地に至るまではまだまだ時間がかかりそうである。

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クロヒカゲ - "Kurohikage" Treebrown - Lethe diana

前に他のジャノメのところでも書いた記憶があるけれど、ヒカゲとかナンベイヒカゲとか呼ばれている蝶はよい。地味だけれど大きくて、ぬっと出ると郷土の名士という風格がある。

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キマダラハナバチのなかまその2 - Nomada sp.

同じ種かどうかまではわからない(が、場所は近いし多分同じで、ニッポンヒゲナガハナバチあたりに寄生しているのだと思う)けれど、前回に続いて二度目の登場なのは、やはり少し惹かれるものがあるからだ。ルックスもフォトジェニックだし、見ているとよくこの写真のように、葉っぱに食らいついているのも面白い。夕方などにぶらさがって休息している姿も見かけるが、「顔を洗う」にも、こうやってガブっと葉に食らいつき、全く自由になった肢で身繕いをしている。重みで体が下を向いたりもしないし、顎が強いんだなあ、そして、体が軽いんだなあ、と改めて感心した。 view photo...

キンケハラナガツチバチ - Campsomeris prismatica - A Scoliid Wasp (Flower Wasp)

ツチバチというのは図体が大きいのが多い割には、知名度がずいぶん低い蜂だと思う。キンケハラナガツチバチは都心にもいて、集まったり襲ったりせず、秋の、ちょっと淋しくなった頃に現れて、ひたすら、花くぐりに淫する。
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ヒメアカタテハ - Painted Lady - Vanessa cardui

花が溢れんばかりに咲き乱れていて虫がうるさいくらいに飛んでいたのはついこの間なのに、もうすっかり冷えてしまった。虫はしばらくいいや、と食傷気味だったはずだが、あっという間に脳内のメモリはリセットされたらしい。

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トラフタテハ - Clipper - Parthenos sylvia

色彩豊かではないが地味ではなく、紋様は大胆だが大味ではなく、複雑だけれど、すっきりしている。なかなかお洒落な蝶である。

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ウスバカゲロウのなかま - An Antlion

ハエやアブなんかに比べると、無駄にゴージャスなウスバカゲロウの翅。でも、プロペラ複葉機のような、秘密のアナログ機械のような、見るからに古風な飛翔システムが儀式のように稼働をはじめる時、四枚の翅は螺鈿のように輝いてきらきらと鈍い光の筋を四方に反射するのだ。 view photo...

ツノアオカメムシ - Pentatoma japonica - A Stink Bug

カメムシは、見る角度や状況によって、間抜けな顔と凶悪な顔を使い分けるように見える。夜の網戸を這い上がるこいつは後者の気分だろうか。

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エゾゼミ - Tibicen japonicus - A Tibicen Cicada

地中生活へ別れを告げるところ。それにしても、土色の殻の裂け目からにゅっと出た緑のぬらぬらは、見てはいけないような気がするほど性的な物体であった。

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マガリケムシヒキのなかま - A Robber Fly - Neoitamus sp.

ちょっと見晴らしのよいところに止まって、敵機が射程距離に入ったらスクランブル発進する。鳥で言えばアジサシとは違って、無駄なことはしないカワセミタイプである。台湾の中部山地に行ったら、大きくて、赤いライオン丸のようなムシヒキがいてびっくりした。

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シロオビアワフキ - A Spittle Bug - Aphrophora intermedia

梅雨の初めての晴れ間、早速裏の公園に繰り出すと、葉の間にしつらえられた秘密の発射台に、亀石のような顔をしたアワフキが搭載されていた。

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ヒメトラガ - Asteropetes noctuina - A Noctuid Moth

トラガの仲間だけあって、蛾にしておくのが惜しいほどの派手な彩りだ。前後翅の裏面と後翅表面が山吹色に黒斑、前翅表面が赤銅色・黒・銀灰色をベースにふさふさとした毛をあしらった、山地民族の礼服のような、何とも言えぬお洒落ないでたちであった。山吹色の出し入れにこだわりがあるようで、写真のようにパタパタと蝶の如く着地した後、しばらくして落ち着くと、一気にぴしっと翅を閉じて礼服姿になるのが面白い。本当に、ぴしっ!と閉じるのである。 view photo...

コアシナガバチ - "Ko Ashinagabachi" Paper Wasp - Polistes snelleni

雨が降り何日か寒い日が続いたあと、散歩に出ると蜂の顔ぶれが一新されていた。スズメバチ、アシナガバチが出そろっており、よく見るとツチスガリ、セイボウ、コンボウヤセバチなどもいる。ハバチやヒメバチも前と種類が違う。昨年は鳥がよかった分、虫は貧相だったが、今年はどうも逆らしい。写真は青虫を蛋白質の玉に還元しているコアシナガバチ。 view photo...

シンジュタテハ - Forest Mother-of-Pearl - Salamis parhassus

一昨日更新した蝶の写真の中から、シンジュタテハ。何か書こうと思って前後に撮影した写真まで見たりしたのだけれど、撮ったときのことを何も思い出さない。左手の手の甲に無数の毛虫の毛が刺さって腫れていたこと、鳥の写真を撮っていてアリの行列に足を踏み入れたのに気付かずズボンの中にたくさんのアリが上ってきてあちこち噛まれたこと、右に、左に色々な蝶が出てきたけれどほとんど写真を撮り損なったこと、そんなことだけ漠然と記憶している。 view photo...

アシブトハナアブ - a Flower Fly - Helophilus virgatus

裏の公園へ行っても、山の林道に行っても、今の季節、こいつらばっかりだ。


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モンシロチョウ - Cabbage White - Pieris rapae

裏の公園に行くと、モンシロチョウが交尾していた。あたりを見れば、トカゲがこちらを覗き、カナヘビが草陰に隠れている。もうハナバチも何種類も出ているし、葉の上にはネコハエトリやササグモがいて、仕草がどことなく初々しい。もう一面の春なのであった。

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コノハチョウ - Orange Oak Leaf - Kallima inachus

コノハチョウというと、この写真を撮ったときの、くらい森の中を精霊のように行き来しているイメージが強かったから、台湾の林道で、いきなりヘラヘラとこのチョウが出てきたのには妙な気持ちである。おい、話が違うじゃないか、と言いたいところだが、それは勝手な思い違いというべきなのであろう。 view photo...

ホソヒラタアブ - Episyrphus balteatus - "Hoso Hirata Abu (= Slender Flat Flower Fly)"

僕にとっての春は、被写体に昆虫が帰ってくる日に訪れる。だから、今週、ホソヒラタアブ、アシブトハナアブ、オオハナアブ、ヒメハナバチのなかまなどが一斉に湧き出して、春が一気にやって来た。
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ルリタテハ - Blue Admiral - Kaniska canace ishima

クリスマスにはほとんど何も義理はないけれど、とりあえず季節の風物として、それらしい写真を選んだらたまたま季節外れのルリタテハだったというだけの話だ。


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クビナガバッタのなかま - Unidentified Eumastacid Grasshopper

何かと気が滅入る。たまにはファンキーに行こう。Eriantusだろうと思うが、詳細はわからない。


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チャバネアオカメムシ - Plautia crossota - Brown-winged Green Bug

さすがにこの季節になると、葉っぱも虫も少しく干からびてくるようだ。どこか薄汚れた葉の上に、同じように背中のくたびれたカメムシが一匹。

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ヒメジャノメその2 - Chinese Bushbrown - Mycalesis gotama fulginia

調子に乗ってヒメジャノメをもう一枚。ネオン街に佇む夜の蝶、と言いたいところだがこれは暗い林の入り口にて。

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ヒメジャノメ - Chinese Bushbrown - Mycalesis gotama fulginia

都会の小さな公園の隅、茂みの中をがさごそと進んでいくと慌てて飛び出すのがこの蝶である。葉っぱ越しにじっくり見ていると人知れず交尾していたりすることもあるが、だいたいはじっとしていることが多い。夏が終わっても、翅が破れても、地味に、しぶとく生きている。 view photo...

オオトラフコガネ - Paratrichius doenitzi - "Oo Torafu Kogane" Chafer

僕の意見では、東国一のかっこいいコガネムシ。


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オトシブミのなかま - Unidentified Leaf-rolling Weevil

だんだん陽が傾いていく山道を下る途中ふと目を上げると、遠い葉の上、長い首を折ってひそかに祈りを捧げている虫があった。

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ニジゴミムシダマシ - Tetraphyllus lunuliger - "Niji Gomimushidamashi" Darkling Beetle

折角の虹という名前の趣が、ゴミだの騙しだのでだいぶ損なわれているけれども、もちろんそんなこととは関係なく、きらきらと地味に光を反射しながら、山野で朽ち果てようとしている古材にひっそりとしがみついていた。虹というよりは、水面に広がった油や、焼けたエンジンのような、どこか見覚えのある光り方である。 view photo...

シマハナアブ - "Shima Hanaabu (=Striped Flower Fly)" - Eristalis cerealis

陽射しの、それも一番熱い奴が、溜まって、どろどろと澱んでいるような場所には、決まってこういう奴がいる。

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サカハチチョウ - (A kind of) Map Butterfly - Araschnia burejana

前はよく山に行ったけれど、今ほど関心がなかったから、野草はどこに咲き、チョウはどこに飛んでいるのだろう?と漠然と思っていた。まさか、そこらに咲いたり飛んだりしているジミ~なものどもが名のある野草や蝶だとは思ってもみなかったのだ。というわけで、春の地味な蝶その一、サカハチチョウ。よく見ると派手なのだけれども、小さいから地味。 view photo...

ケラ - Oriental Mole Cricket - Cryllotalpa orientalis

僕が土遊びをしていた昭和40年代の東京には既にケラはおらず、しかし居なくなったばかりで大人はみな当然まだ居るものと思っている、という複雑な状況であった。だからケラの話はよく聞いたけれども、こうしてまじまじと観察できたのは実はこの時が初めて。うん十年ぶりに宿題を片付けたような、よい気分だった。 view photo...

コカゲロウのなかま - A Small Minnow Mayfly - Baetidae

今の季節は蜂も蝶も飛び出しているから、野に出れば目移りすること甚だしいが、家の壁、庭木の葉、身近なところに目を転ずれば地味なところでこの虫である。体躯にくらべて異様に大きく、また異様な形状をした複眼。雌も見るが、雌にはこの赤いキャラメルのような眼がない。とすれば、この複眼は特殊な視覚機能を担っているわけではなく、単なる飾りとして発達したものか。なりは小さいけれど、見るに飽きない。 view photo...

アカサシガメ - "aka sashigame" = red assassin bug - Cydnocoris russantus

四国の左側の爪の先っちょ、佐田岬の最先端にある灯台のコンクリートの壁に張り付いていた、ポップなルックスのサシガメ。先っちょや端っ子が好きだからよく岬や島には出かけるが、いつも意外と変なものが居る。今回はこいつと、あとみかん売りのおばさんもイカしていた。 view photo...

ニッポンヒゲナガハナバチ - Tetralonia nipponensis

今の季節、裏の公園では一番目立つニッポンヒゲナガハナバチ。ヒゲも確かに長いのだけれど、長いのはヒゲだけではないのであった。

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キマダラハナバチのなかま - Nomada sp.

ハナアブやニッポンヒゲナガハナバチがぶんぶんと飛び交うその下、薮の中ではキマダラハナバチが静かに移動している。緑を反射するスレートブルーの複眼がいかにも専門職を思わせて好ましい。同じ寄生蜂でも、ヒメバチと違って物静かな印象を受けるハチである。

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シロオビクロヒカゲ - Lethe verma stenopa

息が詰まるような湿った林にうずくまり、こいつとしばしの時を過ごす。


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