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ウラシマソウ - 'Urashimaso' Arisaema - Arisaema thunbergii subsp. urashima

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南茨城で鳥や木を見て来たが、社寺林のくらい林床で、ウラシマソウがたくさん咲いていた。日本各地に広く分布するようだが小屋の近所には出ないので、ちょっとうれしい。

ムチのような、長い舌のような先っちょ(付属体というらしい)がぺろーっと伸びて、釣り竿みたいだからウラシマソウ、ってほんとか(笑)。ただ、一度見て聞いたら忘れることがないから、これはこれでよい名前なのだと思う。

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このウラシマソウ、実は杉並の家の、小猫の額くらいの庭に時々出てきて咲く。年によって見落としもあるだろうが、あまり出てこない。確認できたのでは 2006年に出た。

驚いて杉並区の生物調査の記録をあたったが、確かにテンナンショウではウラシマソウが自生するらしい。それにしても、出てこられたこちらも驚いたが、出てきたウラシマソウも驚いたのではないか。

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↑2006/4に咲いたウラシマソウ。とぼけているというか、身の置き場がないというか、それは感じ方次第だ。

茨城から戻って、小猫の額を探索すると、今年は二株も出ていたので、またおどろいた。


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写真撮影: 2025/04 - 茨城県 + 2006/04 東京都 - 個人的博物館本館の「オモダカ・サトイモ・ウキクサ(オモダカ目)のページ」へ]
[photo data : 04/2025 (Ibaraki) + 04/2006 (Tokyo), Japan - go to "
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