ケヤキその3 - Japanese Zelkova #3 - Zelkova serrata
10/13/24 23:41 category :Rosales
木の写真を撮り出したらこれが面白いので、引き続き木に全振り、いや半振りくらいの配分で運転している。鳥だとか虫だとかと違って、調べて、会いに行くとそこに居る、という感覚が何とも新鮮だ。
更に言えば、今までの被写体と較べて、断然古い。いつ植えたという伝承があったり、名付けられていたり、信仰の対象となっていたり、通時的な奥行きがあるのもよい。そして大きい。見ていて伝わってくる存在感はほかの生き物にはなかなかないものだ。
特にケヤキはおしなべて大きいのが居るし、うねり方、伸び方歪み方、腐り方、木肌、それぞれの個性の違いが著しいので、一本一本、相対するたびにやっぱり感嘆してしまう。本当は今回、先日咲き終えたミズタマソウの写真にする予定だった(この写真も悪くないので追って出す)のだが、やはり比べてみると、ケヤキの写真群の方に訴求力が強いので、またケヤキになってしまった。
今回の写真の過半(表示のないもの)は、先日、茅野市の酒室神社で撮影したもの。まちなかだから、まだここには子どもが通る。遊んではいないが、下校路になっていて、次々、とことこ現れる。まちなかとは言え都会ではないので、カメラを持ったおっさんを見つけると「こんにちは」「こんにちは」と挨拶して通る。時々、きちんと拝殿にお参りして帰る子もいる。実に清々しい。
その他、最近別な場所で見たケヤキも何枚か付する。地元の偉人の挨拶回りみたいな、そんな感覚。ひとことで言えば、樹木を発見中というところ。
↓茅野市上原の御頭御社宮司社のケヤキ。ちょっと気の毒な状況かな。
↓茅野市横内の達屋酢蔵神社のケヤキ。高いところに、不動明王が顔を顕しておられる。
↓富士見町御射山社のケヤキ。同じくらいの太さのケヤキが、何本も身をくねらせて踊っている。
↓富士見町上蔦木の川除古木のケヤキ。腐った表面がまたうつくしい。
↓諏訪市中洲の中金子第六天のケヤキ。上の方は折れているけれど、足許の雰囲気は濃密。
第二回、御射山神戸の一里塚のケヤキはこちら。
第一回、わが家のケヤキはこちら。
[写真撮影: 2024/08 - 長野県 - 樹高約25m/幹囲約7m - 個人的博物館本館の「バラ・サクラ・ケヤキ・イラクサのページ(バラ目)」へ]
[photo data : 08/2024 - Nagano, Japan - height 25m/circumference 7m - go to "plants & fungi" in the main site]
特にケヤキはおしなべて大きいのが居るし、うねり方、伸び方歪み方、腐り方、木肌、それぞれの個性の違いが著しいので、一本一本、相対するたびにやっぱり感嘆してしまう。本当は今回、先日咲き終えたミズタマソウの写真にする予定だった(この写真も悪くないので追って出す)のだが、やはり比べてみると、ケヤキの写真群の方に訴求力が強いので、またケヤキになってしまった。
今回の写真の過半(表示のないもの)は、先日、茅野市の酒室神社で撮影したもの。まちなかだから、まだここには子どもが通る。遊んではいないが、下校路になっていて、次々、とことこ現れる。まちなかとは言え都会ではないので、カメラを持ったおっさんを見つけると「こんにちは」「こんにちは」と挨拶して通る。時々、きちんと拝殿にお参りして帰る子もいる。実に清々しい。
その他、最近別な場所で見たケヤキも何枚か付する。地元の偉人の挨拶回りみたいな、そんな感覚。ひとことで言えば、樹木を発見中というところ。
↓茅野市上原の御頭御社宮司社のケヤキ。ちょっと気の毒な状況かな。
↓茅野市横内の達屋酢蔵神社のケヤキ。高いところに、不動明王が顔を顕しておられる。
↓富士見町御射山社のケヤキ。同じくらいの太さのケヤキが、何本も身をくねらせて踊っている。
↓富士見町上蔦木の川除古木のケヤキ。腐った表面がまたうつくしい。
↓諏訪市中洲の中金子第六天のケヤキ。上の方は折れているけれど、足許の雰囲気は濃密。
第二回、御射山神戸の一里塚のケヤキはこちら。
第一回、わが家のケヤキはこちら。
[写真撮影: 2024/08 - 長野県 - 樹高約25m/幹囲約7m - 個人的博物館本館の「バラ・サクラ・ケヤキ・イラクサのページ(バラ目)」へ]
[photo data : 08/2024 - Nagano, Japan - height 25m/circumference 7m - go to "plants & fungi" in the main site]
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