ミヤマウズラその2 - a Jade Orchid #2 - Goodyera schlechtendaliana
08/30/21 00:08 category :Asparagales
二年前、前回の顛末は前回記した通り、しかしその前回の株はその後徐々に弱って、昨夏には花をつけなかったばかりか、この冬にはとうとう枯れてしまった。
二年前から丹念に、周囲を見て回ったのだけれど、この植物の気配はなし。昨年のシーズンも空振りに終わり、手持ち、というと何か変な表現だが、とにかく、この植物への手がかりは全く失われてしまった。つまり、今までに観察できたのはその「前回」のもの、つまりわづかにひと株のみ。晩夏、この花のシーズンにはは新しい株を見つけたいものだなぁと、まぁ大げさに言えば少々焦っていた。
それがどうだ。前の株から500mくらい登って行った、普段はあまり通らない踏み跡の両側に、五株、十株、小さいけれど白くすくすくと育って、あの面白い花を咲かせているではないか。思わずヤッホーと(内心)叫んで、また好きなように撮らせてもらった。
どうも半日陰が好きなようで、暗いところ、明るいところには出ていない。夕暮れに陽がさっと差し込むような、そのくらいのところが塩梅が良いらしい。
ランに限って言えば、昨年はこの花も、コケイランも咲かなくてちょっとがっかりだったが、今年はまた両方とも咲いて、その他にもギンラン、ササバギンラン、トンボソウやらクモキリソウなども普通に出たから、まぁまぁだったかな。この少しずつ寂しさを増す季節、鳥も啼かなくなって、活発に出てくるのはトンボくらいだから、ご褒美みたいでうれしい。
↓森のおばけ三兄弟みたいな。この株はややピンク。元気そうで何より。
[写真撮影: 2021/08 - 長野県 - 花径約8mm - 高さ約15cm - 個人的博物館本館の「ラン・アヤメ・ヒガンバナのなかま(キジカクシ目)のページ」へ]
[photo data : 08/2021 - Nagano, Japan - flower diameter approx 8mm - height 15cm or so - go to "plants & fungi" in the main site]
二年前から丹念に、周囲を見て回ったのだけれど、この植物の気配はなし。昨年のシーズンも空振りに終わり、手持ち、というと何か変な表現だが、とにかく、この植物への手がかりは全く失われてしまった。つまり、今までに観察できたのはその「前回」のもの、つまりわづかにひと株のみ。晩夏、この花のシーズンにはは新しい株を見つけたいものだなぁと、まぁ大げさに言えば少々焦っていた。
それがどうだ。前の株から500mくらい登って行った、普段はあまり通らない踏み跡の両側に、五株、十株、小さいけれど白くすくすくと育って、あの面白い花を咲かせているではないか。思わずヤッホーと(内心)叫んで、また好きなように撮らせてもらった。
どうも半日陰が好きなようで、暗いところ、明るいところには出ていない。夕暮れに陽がさっと差し込むような、そのくらいのところが塩梅が良いらしい。
ランに限って言えば、昨年はこの花も、コケイランも咲かなくてちょっとがっかりだったが、今年はまた両方とも咲いて、その他にもギンラン、ササバギンラン、トンボソウやらクモキリソウなども普通に出たから、まぁまぁだったかな。この少しずつ寂しさを増す季節、鳥も啼かなくなって、活発に出てくるのはトンボくらいだから、ご褒美みたいでうれしい。
↓森のおばけ三兄弟みたいな。この株はややピンク。元気そうで何より。
[写真撮影: 2021/08 - 長野県 - 花径約8mm - 高さ約15cm - 個人的博物館本館の「ラン・アヤメ・ヒガンバナのなかま(キジカクシ目)のページ」へ]
[photo data : 08/2021 - Nagano, Japan - flower diameter approx 8mm - height 15cm or so - go to "plants & fungi" in the main site]
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