アズマイチゲ - 'Azuma-Ichige' Anemone - Anemone raddeana
04/16/18 00:58 category :Ranunculales
僕たちが「森」と呼んでいる、小さな雑木林の湧き水から流れを辿って下りていくと、小滝となってシイタケの栽培場に出る。この小滝の周囲に、土の関係か、どういうわけかほかには出ない花が咲く。
春、そのトップバッターがキクザキイチゲ。一輪草なんかと同じアネモネで、インターネットで画像検索をすると、健やかに育ちました、といわんばかりの、点対称の大輪の花が並んでいて吃驚するが、小滝の周りのキクザキイチゲはほんとうにささやか。ほとんどいじけていると言っていいくらい。
葉っぱをねじったまま、よたよたと地上に現れ出て、くしゃっとしている。昼頃、日が差すと多少は花も開くが、そもそも林の中で、陽がかくれると、またくしゃっとして、うなだれている。なかなか点対称というわけにもいかなくて、ねじれ、まくれて、右に、左に、よろけたような姿になっている。
しいたけ場の奥さんが気付いていて、間違って踏まないように目印の杭が打ってある。
↓こう見ると立派だが、高さはせいぜい 15cm だ。マツバボタンくらいの感じ。
↓地表に現れ出でる。虫目線、花目線。
↓去年も今年も、全身つぶつぶのものが出た。病気らしい。
2022/04 追記:すいません、間違えました。キクザキイチゲ Anemone pseudoaltaica から種名を変更しました。
[写真撮影: 2017/04 (最後の一葉は 2018/03) - 長野県 - 花径約2cm - 草丈約10-15cm - 個人的博物館本館の「キンポウゲ・ケシ・トリカブトのなかま(キンポウゲ目)のページ」へ]
[photo data : 04/2017 (except the last image taken 03/18) - Nagano, Japan - flower diameter abt. 2cm - height 10-15cm - go to "plants & fungi" in the main site]
葉っぱをねじったまま、よたよたと地上に現れ出て、くしゃっとしている。昼頃、日が差すと多少は花も開くが、そもそも林の中で、陽がかくれると、またくしゃっとして、うなだれている。なかなか点対称というわけにもいかなくて、ねじれ、まくれて、右に、左に、よろけたような姿になっている。
しいたけ場の奥さんが気付いていて、間違って踏まないように目印の杭が打ってある。
↓こう見ると立派だが、高さはせいぜい 15cm だ。マツバボタンくらいの感じ。
↓地表に現れ出でる。虫目線、花目線。
↓去年も今年も、全身つぶつぶのものが出た。病気らしい。
2022/04 追記:すいません、間違えました。キクザキイチゲ Anemone pseudoaltaica から種名を変更しました。
[写真撮影: 2017/04 (最後の一葉は 2018/03) - 長野県 - 花径約2cm - 草丈約10-15cm - 個人的博物館本館の「キンポウゲ・ケシ・トリカブトのなかま(キンポウゲ目)のページ」へ]
[photo data : 04/2017 (except the last image taken 03/18) - Nagano, Japan - flower diameter abt. 2cm - height 10-15cm - go to "plants & fungi" in the main site]
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