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ウラジロモミ - Nikko Fir - Abies homolepis

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小屋の近所には、ところどころ、ウラジロモミが生えている。針葉樹だけに大まかな形は相似形で、だいたい下から見るとコロ助のちょんまげみたいな形をしているが、それでも大きくなったものには、年月を経た個性が認められる。

このウラジロモミは、小屋の近辺では、神社にあるものを除けば最大と思われるもので、目通り幹囲を大ざっぱに見積もると 4m近くには達しているようだ。雑木林の斜面の、ちょっと目立たないところに立っていて、どてっ腹に大きな傷痕があるが、その分、神社のものより、独立樹としての迫力がある。

時々近くを通って姿を望見して限りでは傷が目立って、あるいは元気がないのかな、とも心配していたが、今回、根元に立って見上げればそんなことはない、上の方は盛んに枝や葉を出していて、生気が漲っているようだった。ちょっと安心した。

この木から下流に500mほど下った踏み跡の脇に、一回り小さいウラジロモミの木があり、そちらの木には呼び名を付けて親しくしている。斜面がきついので傾いて立っているが、やはり御柱にされるくらいだけあって、まっすぐに伸びた幹の高いところに、葉がついている。

あまり見ないが、運が良ければ紫色の球果が落ちているのを見ることもあり、小学生みたいな若木は、あちこちに生えている。

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↑ここまで引いて、上部を横から眺めれば、モミの樹形をしている。

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写真撮影: 2025/01 - 長野県 - 幹囲約4m - 個人的博物館本館の「マツ・モミ・トウヒ(マツ目)」へ]
[photo data : 01/2025 - Nagano, Japan - circumference abt. 4m - go to "
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