ブナ - Japanese Beach - Fagus crenata
12/06/24 23:33 category :Fagales
ブナは、裏日本の雪がたくさんふる地方の、雪融けのころの青葉の印象が強いけれども、小屋の近所でも細々と生きているものがある。
ただ、この地域では現在自然分布しないということになっている。そこに、どういう訳か、社寺に生えている。そこそこの太さのものが、30本近くある。資料を見ても「どこから移し植えたのであろうか」「社寺林にあるのが不思議」などと書いてある。
そして、近所の植物学者の方が、小屋の近所でも一本立っているのを見つけた。社寺ではない。土地の持ち主に聞いたが植えたということはないらしい。
先日、用事のついでに立ち寄った乙事で、社寺のブナを見てきた。小さな葉を黄色く、赤くしていた。雪どけの青葉、あかるい残雪の山、という印象の木なので、社叢にあると、なんだか調子が狂うし、新鮮でもある。
目を楽しませるほかは、元来あまり役に立たない木のようだが、そんなに遠くない過去に、植えることが流行ったのだろうか、それとも代々、ここに行き続けてきたものか、それはわからないけれども、当地では謎が謎を呼ぶブナ、それぞれに立派な木が多かった。
写真は、昔の上社、現在の乙事の諏訪神社で撮ったものと、下社跡で撮ったものが混ざっている。
[写真撮影: 2024/11 - 長野県 - 樹高約20m前後 - 個人的博物館本館の「ブナ・クルミ・カバノキのページ(ブナ目)」へ]
[photo data : 11/2024 - Nagano, Japan - height 20m mol - go to ”Oak, Beech & Birth" (Japanese) in the main site]
そして、近所の植物学者の方が、小屋の近所でも一本立っているのを見つけた。社寺ではない。土地の持ち主に聞いたが植えたということはないらしい。
先日、用事のついでに立ち寄った乙事で、社寺のブナを見てきた。小さな葉を黄色く、赤くしていた。雪どけの青葉、あかるい残雪の山、という印象の木なので、社叢にあると、なんだか調子が狂うし、新鮮でもある。
目を楽しませるほかは、元来あまり役に立たない木のようだが、そんなに遠くない過去に、植えることが流行ったのだろうか、それとも代々、ここに行き続けてきたものか、それはわからないけれども、当地では謎が謎を呼ぶブナ、それぞれに立派な木が多かった。
写真は、昔の上社、現在の乙事の諏訪神社で撮ったものと、下社跡で撮ったものが混ざっている。
[写真撮影: 2024/11 - 長野県 - 樹高約20m前後 - 個人的博物館本館の「ブナ・クルミ・カバノキのページ(ブナ目)」へ]
[photo data : 11/2024 - Nagano, Japan - height 20m mol - go to ”Oak, Beech & Birth" (Japanese) in the main site]
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