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シシウド - "Shishiudo" - Angelica pubescens

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七月も後半になると、川沿いのいつもの道に、こいつらがにゅうと現れて、力技で花を開かせる。


日によって、生命感溢れる、とも感じられるし、また日によって、異物感ありあり、とも思える。何といってもでかい。僕の身長など軽く凌駕している。似たような種類がいくつかあるが、この辺ではこいつが最大のようだ。
異物感と言えば、少し下の道の反対側にはクズ(葛)がウネウネとはびこっていて、これもすごい。ちょうどクズにも花がついているから、どちらにしようか少し迷った。剛のシシウド、柔のクズ、ジョーズ対オクトパス、遅れて出てくる奴らはそれぞれにえぐい。
ただ、セリらしい小さな花は白くて綺麗だし、開いた花にハナカミキリなどが集まってにぎわっていて、見ていてたのしい(クズの花はちょっと毒毒しい美しさがあり、これも見ていて飽きない)。

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写真撮影: 2018/07-08 - 長野県 - 丈100-250cm - 個人的博物館本館の「植物・菌類のページ」へ]
[photo data : 07-08/2017 - Nagano, Japan - height 100cm to 250cm or so - go to "
plants & fungi" in the main site]


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