pmnh wildlife portrait archive : birds

ハシナガサバクガラス - Henderson's Ground-Jay / Mongolian Ground-Jay - Podoces hendersoni

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和名ではサバクガラスだけれども、英語では Ground-Jay (ジメン〜カケス。ジカケスとか)。カラスにしてもカケスにしてもカラス上科のカラス科カラス亜科で、似た者同士だからどっちの名前でもよいのだけれど、DNAの分析ではカケスにより近く、何より色彩パターンなどの見た目はカケスほぼそのまんま。

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セイロンサンジャク - Sri Lanka Blue-Magpie - Urocissa ornata

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台湾固有種ヤマムスメの近い親戚筋で、こちらはスリランカ固有種。どちらも、密林の生活に淫していたら、いつの間にか密林が人間に切り刻まれてピンチ、とそういうストーリーではないだろうか。

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ホシガラス - Spotted Nutcracker - Nucifraga caryocatactes

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山に登り、疲労によたよたと下っていくと、森の中、茂みの下、左手のすぐ上のところを、さぁっと大きな鳥が滑空していった。


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ニシコクマルガラス - Jackdaw - Corvus monedula

コンパクトでずんぐりした体形、油断のならない眼。どことなく悪戯好きで抜け目なさそう、という風体の、何と言うか、ちょっとちょっかいを出したくなるカラスだ。日本に似たのがいないので、新鮮。


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メキシコカケス - Mexican Jay - Aphelocoma wollweberi

何羽かで群れていて、がやがやとうるさくて、あまり物怖じはしなくて、がさつに思えるけれど、よく見るとちょっと綺麗。要するにどこにでもいるようなカササギというか、オナガというか。そんな感じである。


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タイワンオナガ - Grey Treepie - Dendrocitta formosae

タイワンオナガと言うと身もふたもない感じだが、実際のところ優雅な風貌をしたカササギだ。ただ、群れ集まってだみ声でぎゃあぎゃあ啼き交わす。昨年は色々な所にいったけれど、一番印象が強く残っているのはこの霧台かもしれない。ちょっと緊張もし、落胆もしたが、霧台にいる間、僕は楽しくてしょうがなかったような気がする。 View Photo...

ムナジロガラス - Pied Crow - Corvus albus

肉色の口をしたカラスがある一方で、こいつの口の中は漆黒の虚空である。異次元の世界につながっていそうで、ちょっと怖い。

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ハシブトガラス - Large-billed Crow - Corvus macrorhynchos

オーストラリアのMagpie(カササギフエガラス。本館ではモリツバメのページに収録)ほどではないけれど、もう少し精進すれば相互にコミュニケーションできそうな気がするのがこのカラスだ。個体によってはカァカァと呼ぶとカァカァと返事をしたり、あるいは理事をからかいにやって来て足を引っ張ったりする奴がいるが、あと一歩、いや三歩くらい、ちょっともどかしい。
追記:前回のエントリでシメがいない、と書いたが、その後遭遇した。木の高いところにいて羽繕いをしていた。
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ハシボソガラス - Carrion Crow - Corvus corone

誰が何といおうと、カラスは断然、カッコいい。紫に輝く漆黒の体躯、メタリックな嘴と脚。そして都会ではほぼ唯一、自分から人間にコミュニケートしてくる勇気と頭脳。大学生の時、ベンチで居眠りをする頭をコツコツと後からつつかれてから、僕は断然、カラスの味方だ。 View Photo...
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