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ライラックニシブッポウソウ - Lilac-breasted Roller - Coracias caudata

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暑いのは苦手だ。とにかく暑い。暑くてくるしい。


暑いところの鳥と考えてすぐ思い浮かぶのはこの鳥だ。ちりちりと焼け焦げるようなナミビアの草原のただ中で、顰めっ面をしながら、海の色をして佇んでいた鳥。

先日久しぶりにブッポウソウを見たが、ブッポウソウの仲間、ローラーはどこへ行ってもマイノリティで、あまりたくさん居たためしはないが、スリランカの草原でやさぐれていたり、ベトナムの村外れの電線でしょげていたり、かと思うと台湾のプールの上をすり抜けて行ったり、いることは確かにいる。だから、時々でも確認できるとうれしくなる。

光り物が好きなようで、本人たちも光っていることが多いが、個人的にはなかでも渋い色調のインドブッポウソウ(Indian Roller)が一番うれしい。

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意外と彫りが深い。
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[写真撮影 : 2005/8 - ナミビア - 35cm - 個人的博物館本館のカワセミ・ブッポウソウのなかまのページ]
[photo data : 08/2005 - Etosha, Namibia - abt. 35cm - “
Kingfishers and their related birds” (main museum) ]
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